他社とのイベント

色々な会社とコラボするようになってきた。

世の中の流れを勉強しまくっている経営陣。

次から次へと企画・イベントを考え、期限を区切って次々と仕事を振ってくる。

そんな中で最近流行りだしたのが、他社との共同イベント。

これがまた厄介だ。

担当者レベルはただ仕事が増えているだけ・・・

イベントというのは基本的に本社が仕切る。

仕切るってことは仕事が作成される。

その仕事を誰がやるの?

たいていは、経営陣から覚えのいい人間、もしくは雑用全般をぶん投げやすい人間に白羽の矢が立つ。

仕事を振られた人間は、基本的にNoはないから、仕事を抱えることになる。

これが社内となるとまだいいのだが、問題は他社の人間と共同でやることになってしまった場合の人間関係の調整が面倒だ。

もちろん、他社の担当者レベルの人間だって、仕事がただ増えたと思っている。

そして、その増やした張本人の会社の人間に会ったとしたら、それは自分達をこんな状況に追い詰めた側の人間と見られることになる。

そこまで考えて他社の担当者とは付き合わなければならない。

いや、こっちだって仕事を増やされた被害者なんです・・・と言いたいところだけど、じゃ~誰が始めようと言い出したんだ?となったら、結局うちの経営陣。

結果、私たちは”した側”の人間ということにかわりはないのだ。

そのことを踏まえた上で、それでも協力関係を作って、イベントを準備、実施していかなければいけない。

1番重要なのは、準備段階だ。

はっきり言ってイベント当日なんて、ただの復習だ。

その前にどれだけの準備ができていたか・・・イベント当日の出来、不出来は全てどれだけ準備をすることができたかに掛かっている。

イベントの準備というのは、規模が大きければ大きいほど、関わる人間が大きければ大きいほど難しくなる。

なぜなら、イベント当日にやることが、どんどん抽象的になるからだ。

本来は具体的にしなければいけない作業も、規模が大きかったり、関わる人間が多ければどんどん抽象化される。

後は、当日、場当たり的に対応するしかない・・・となる。

最後の最後はそれでも構わないが、時間が許す限り、準備と想定はしておく必要があるだろう。

他社と共同でイベントを行うと、どうしても準備には制限が掛かる。

できるだけ密に、しかし効率的に・・・

難しい作業だが、やるだけやるしかないのだろう。

そうして、イベント当日様々な失敗をして、それを経験値として次に繋げる・・・それしかないのだ。

ただ、その経験値を積むにもまた、準備をしっかりやる必要があるのだ。