社内が不安定なこの時期の仕事の取り組み方

昨日、3月のこの時期、我が社は不安定になるというお話しをした。
1人1人が忙しく余裕がない
イライラしている
4月がどうなるか見えづらく不安・・・
そんな社員1人1人の思いが連鎖して、チームプレーの質も落ちる。
このような時期、自分自身、仕事をどのように取り組めばよいのか・・・
考えることは3つ
私がこの時期に仕事で心掛けていることは次の3つ・・・
〇淡々と、なるべくミスなく、余力を残すことを意識する
〇4月にどうなるか、常にシミュレーションして仕事をする
〇誰かに助けを求められたら、なるべく労力を惜しまずフォローする
・・・以上の3点、ひとつずつ説明する。
淡々と、なるべくミスなく、余力を残すことを意識する
こちらは特に、忙しく自分を追い込まないこと。
自分を追い込むことは、時には必要・・・自分を成長させるためには、自分に負荷を掛けることが必要だからだ。
ただ、3月のこの時期はできれば余力を残すことを意識している。
なぜなら、周りが不安定になっているから、成果を急ぐと周りを巻き込むことになる動きは、周囲からの反発を生む。
そのため、周囲からの評価を下げてしまう。
忙しいこの時期に余計なことするんじゃねーよ・・・と。
なので、やるべきことを淡々と、自分から周囲にはあまり絡まずに過ごしたい。
また、余力を残すことも意味がある。
余力を残すと、いざという時に動ける体制を整えておける。
また、別のメリットもある。
4月にどうなるか、常にシミュレーションして仕事をする
余計なうごきをせずに、余力を残しておくことで、考える時間を持つことができる。
3月のこの時期は何を考えなければならないのか・・・
そう・・・4月になるとどうなるか、このことを常にシミュレーションしておくことだ。
これは人事異動の大小によって、自分に掛かる負荷は変わってくるが、昨今の社内情勢によると、これまで以上に人が動く確率が高い。
そのため、人事異動は情報システム部門にとって、とてつもなく負荷の掛かるイベントになる可能性が高い。
こういう人事が起きた場合はどうするか・・・
こういう役割の人がいなくなった場合はどうするか・・・
様々なことを考えながらシミュレーションし、いざ、そのことが起こった時にできる限り冷静に対応できる準備をしておきたい。
逆に言えば、どんな人事異動が起こっても、冷静に対処できれば、自分の評価を上げることにもつながる。
心の準備ができていない状態での激しい人事異動の対応は、情報システム部門のメンバーにとってもストレスが掛かる。
その状態を、予め想定しておくことが重要なのだ。
誰かに助けを求められたら、なるべく労力を惜しまずフォローする
最後に、誰かに助けを求められたら、なるべく労力を惜しまずフォローすること。
これこそが、余力を残しておく1番の理由。
何せ、この時期は1人1人余裕がない。
余裕がないため、誰かに力を借りることが難しくなる。
そのような社内の環境下で、フォローしてもらえると分かれば、後々のための借りを作ることができる。
この人はいざというとき助けてくれる・・・
この人から頼まれた時は、逆に助けてあげなければ・・・
そのように、不安定な社内情勢においては、見方を変えれば貸しを作りやすい環境ということでもあるのだ。
そのため、この時期は、一見これは情報システム部門の仕事なのだろうか・・・?
・・・と疑問のつくような仕事でも引き受けるようにしている。
それが、後々、自分をフォローしてもらえる、関係性作りにも役立つからだ。
また、この場合、自分だけでなく、情報システム部門の他のメンバーも余裕があれば、他部署のフォローをするように持って行く。
結果として他の部門の社員から見れば、情報システム部門のメンバーの誰かが困っていたら、助けてあげようという、ギブアンドテイクを意識してもらえるチャンスなのだから。
加えて、情報システム部門のメンバーの周囲からの評価も上がる。
自分、及び情報システム部門の評価を上げること・・・
それは今後の、自分たちの活動にはとても必要なこと。
この不安定な時期だからこそ、逆張り的にその状況を利用し、少しの他の社員のフォローで、評価を上げることができる・・・
そんなことを意識しながら、3月を過ごしている。
ま~自分でも、なんて腹黒いんだ・・・と思ってしまうが、それで社員同士が助け合う環境ができるのなら、それでもいいか・・・と思う。
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