4月に向けて気を付けるべきこと

今日から3月・・・

多くの会社が決算月を迎える。

我が社も決算は3月なので、これから・・・落ち着かない日々が始まる。

決算月だから、会社全体は最後の追い込み。

それだけでも落ち着かないわけだが、その他にも落ち着かない理由がある。

そう・・・昨日までも話していたが、3月~4月にかけては、人事異動の話題が最も盛り上がる時期だからだ。

様々な憶測が広がる3月

この時期は、誰がどうなる?・・・という話題が少なからず出て来る。

中には決算どころではない人も出て来る。

そりゃ~、人事異動で人生が好転するか、暗転するかの天国と地獄を味わう人も出て来るから、皆、少なからず興味はあるだろう。

自分事とすればそれはそれで大変だし、他人の人事異動だって広義の意味では自分に影響が出て来る可能性もある。

出世や上司、部下が変わる、組織が変わる・・・結局は自分の人生が大きく変わる可能性がある時期が、我が社にとって3月なのである。

3月は情報システム部門に探りが入る

ところで、社内SEとして情報システム部門に所属しているわけだが、この時期様々な人から人事異動の探りが入ることがある。

「なんか聞いてない?」

「俺、どうなるのだ?」

「あの人、動きそうなんだよね?」

・・・etc

どうも、情報システム部門は他のどの社員よりも、情報が入ってくると思われるらしい。

ま~、気持ちは分かるけど。

そんな探りを入れられたときの私の回答はいつも一緒。

「いや~、私には全然情報入ってこないんですよ~。」

これは本当の場合もあるし、嘘をつく場合もある。

本当に人事異動の発表当日まで何も知らないときもあれば、発表数日前にひょんなことから口を滑らす人がいたり、システム上こんな権限を与えられるのか聞いてくる人がいたりして、分かってしまうこともある。

注意しなくてはいけないこと

ここで注意しなくてはいけないのは、人事の情報を知ってしまったときの対応だ。

基本的には知らぬ存ぜぬを突き通す。

はっきり言って・・・

本当は私自身、人事情報を予め知ってなんかいたくない。

私も口が堅いほうではないので、会話の中でつい口にしてしまったりして、後から後悔することなんて割とある。

だから本当は、機密情報を持ってはいたくないのだ。

ただただ、リスクを抱えてしまうだけだ。

だから、知らなければ本当に知らないと言えばいいだけなのだが、情報を知ってしまったが故に苦しい思いをすることがある。

だから、人事に関することを聞かれた時は、一発目に上記の、

「いや~、私には全然情報入ってこないんですよ~。」

・・・と言うように決めている。

その後は、一般的な話をして、なるべく口を滑らすリスクを減らすように心がける。

〇上司が変わると大変ですよね~

〇組織が変わったらこの会社はどうなるんですかね~

・・・ま~とにかく、当たり障りなく、そしてお互いが気持ちよくなるような会話をすることだ。

人事の情報を知ると準備はできる

ただ、人と話すことは気をつけなくてはいけないが、個人的には先に情報を知っていると、メリットもある。

それは、4月に向けて、何をやらなくてはいけないか、早めに準備に入れるということ。

やはりこれは大きい。

何せ、4月になれば全て分かる情報とはいえ、そこから全ての準備をするとなると、どうしても後手後手に回ることがある。

〇心の準備

〇やることリスト

〇あの人がこうなってこの人がこうなるから、こんな準備をしておかないと

・・・etc

様々な準備をできることが、唯一にして最大のメリット。

要は情報というのは、使い方次第で薬にもなるし、毒にもなるのだ。

情報リテラシーを上げるためにも、様々な情報を受信できるよう、アンテナを立てておき、それらを使う練習をしておくことが、今後も重要なことなのだ。