定期的に起こる自分自身では回避できないピンチ・・・④見方を変えれば成長できるチャンス

昨日までの3日間、どれだけ自分で回避できないピンチが大変かを話してきた。

①退職者発生リスク

②自分自身の人事異動

③会社の方針が大きく変わる時

ただ・・・一方で、これらのピンチが自分にとって必要だという見方もできるのだ。

それは果たしてどういうことなのか・・・

ピンチを乗り切ることで、成長できる

確かにこのピンチの局面、想像を絶するほど辛い状況だ。

ただ、この局面、実は悪いことばかりでもない。

きちんと向き合って、対応していくことにより、メリットも出て来るのだ。

例えばこの局面を自分なりに乗り切ることにより・・・

〇知識が増える

〇人脈が増える

〇経験値が上がる

〇ストレス耐性がつく

・・・etc

ビジネスマンとしての必要なスキルがどんどん身に付く局面でもあるのだ。

これは決して、ルーティンワークでは身に付かないスキルだ。

そもそもなぜ人は成長できるのか・・・

もう少し言うと、人はなぜ成長することができるのか・・・

人は、困難にぶつかった時や変化が起きたとき、普通は今の自分の力だけでは乗り切れない。

この時に、知識を身に付けて乗り切ったり、誰かの力を借りたり、一定のストレスを受け続けて強くなったり・・・そういった積み重ねが、人を成長させるのだ。

つまり・・・

〇普段通りとか、

〇ルーティンワークとか、

〇決められたことを、淡々と・・・とか

こんな日常を過ごしていては、人は成長することはできないのだ。

むしろ、

”ピンチさん、また来てくれてありがとう!”

と、自分を成長させてくれるピンチさんに、お礼を言わなくてはいけないくらいだ。

・・・そんなことは分かっている、でも辛い

・・・な~んて、色々ポジティブに話してきたが、ピンチの真っ最中はただ、辛いだけ。

”人はピンチの中で成長する”

そんなことは、自分自身、言葉では分かっているのだ。

この局面を頑張って、努力して乗り切れば、成長するなんてのは分かり切っているのだ。

でも、そんなこと、ピンチの中では思えないんだよな~。

ただただ、辛いだけで。

それでも自分自身に掛けたい言葉・・・

ま~、ピンチはただ辛いだけと、言ってしまったが、それでも昔の自分とは今は違う。

昔の自分はこの”ピンチ=将来の成長”・・・という原理を、全く分かっていなかった。

だから、ピンチはピンチとしてしか認識できずに、ただ辛いだけだった。

でも今は、このピンチはきちんと向き合えば、自分は将来必ず成長できる・・・と頭だけでも理解できるようになった。

あの手この手を使いこのピンチを乗り切ってしまう。

そうすると、いずれこの経験が自分の血となり肉となる。

気付けばいつの間にかピンチは終わり、成長した自分の姿が出来上がっている。

昔よりもピンチに対する捉え方が変わったこと・・・

これが、昔の自分より今の自分が成長している証でもあるのだ。

ピンチはピンチ、それでも己の成長には必要なもの。

これからもピンチの局面は必ず訪れる。

でも自分の成長の機会と捉え、ポジティブに向き合っていきたい。