これからの時代に必要な人材とは④・・・自動化を実現できる人材

現在の本社勤務の従業員の作業を見ていると、約4割がエクセル。
経緯はどうあれ、最後の最後は必ずエクセル・・・
エクセルってのは本当にエンドユーザーにとって、なくてはならないツールである。
どんなにIT化だのDXだのシステム化だの社内にITが入ってきても、、我が社は結局10年後もエクセルで資料を出しているのかもしれない・・・
でも経営者層はエクセルが嫌い・・・流行りのダッシュボード・ダッシュボードと叫んでいる。
・・・ただことエクセルに関しては、現場に深く根付いている。
さすがの経営者層もここにメスを入れらずにいるのだが・・・
最後はエクセル・・・ということは過程は自動化できる可能性がある
我が社では資料を作成する、数字を集計する・・・こんな作業はエクセルで行うわけだが、データの取り出しは色々だ。データベースから持ってきたり、クラウドから持ってきたり、手入力したり・・・
持ってきたデータを加工して、体裁を整えて、仕上げをする・・・
これって、見る人が見れば自動化できるのではないか・・・
実際に、空しいルーティン作業や力作業に関しては、出入りのIT業者に依頼して、RPAを利用して、自動化しているものもある。
ただ、自動化をするには、業務を理解する必要がある。
だから、IT業者に1~10まで説明して作成してもらうのは手間が掛かるし、せっかく自動化の仕組みを作っても、途中で仕様が変更になったり、持ってくる先のデータの場所が変わったら、結局使い物にならなくなる。
その時も含めて、結局自動化は内製化できているのが1番都合がいい。
ただ、我が社の情報システム部門は、開発経験者のないものの集団なので、この部分が決定的に弱い。
生き残るためには自動化の知識は不可欠
会社としては今後、業務効率化を図れる人材は必要。
ルーティンや力作業でしか解決できない社員はいずれ不要となる。
不要というか、単価の低い人間にとってかわられる。
年齢を重ねるにつれて、給与体系が右肩上がりに上がっている我が社では、年齢が上がったら、それ相応の効率化や付加価値をもたらせる人材になってもらわないと困るのだ。
情報システム部門としては、ITを利用して効率化を図れるスキルを今のうちに身に付けておくことが必要だろう。
ま~それが結果として、誰かの仕事を奪うことになるかもしれないが、その人は会社に生き残るには別の努力が必要ということ・・・
やはり、作業は短く簡単に間違いなく終わるに越したことはない。
その分、空いた時間で、より良い方法を考えるのだ。
私の年齢でいくと、作業だけ完璧ではもう評価されない。
プロジェクトを回したり、転がしたり、課題解決をするといって、確固たる正解がないものに時間を使う必要がある。
それには、作業時間はできるだけ短くしたほうがよい。
自動化は会社全体にも、自分自身にも必要不可欠なスキルなのだ。
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