テレワーク環境、再び・・・

最近になり、急激に猛威を再開させた、新型コロナウィルス「オミクロン株」・・・
昨年7月に本社のテレワーク環境構築が完了し、しばらくの間は、出勤率を低くするよう保っていたが、最近の出勤率は高くなっていた。
なぜか・・・
テレワークをして改めて気付かされる会社出勤のありがたみ
コロナが目に見えて落ち着いてきていた10月以降、やっぱり大丈夫なんじゃないかしら・・・と出勤率は増えていた。
ま~、席は人数分ないから、全員出勤することはなかったが、当初のルールの出勤率を超える人数が本社に集まっていた。
それはそうだろう・・・
1度、テレワークを経験した人間は気付くのだ。
会社って、仕事をするにはなんて素晴らしい環境なのだろう・・・と!
プリンタ、コピー機、ファックス、資料一式、机、いす、機材、器具・・・仕事をするためのあらゆる環境が整っているのだ。
ノートパソコン1台を預けられ、”はい、後はうちで工夫して仕事して”・・・
考えてみれば、これはこれで結構な無茶振りなのである。
それに比べて、会社に出勤して仕事をするということは、制限を取り外された環境が整っている、言わば仕事をするには、気持ちよく思考停止できる環境とも言えるのだ。
何の工夫もなく紙の資料を印刷し、コピーして、他の社員と対面で情報交換できる。
会社に出勤して仕事をできるという素晴らしさを、社員全員しみじみと感じることができてしまったのだ。
もう1度原点に・・・
ただ、出勤率が上がってきたということは、同時にテレワーク力も落ちて来たということ・・・
それはそうだ・・・テレワークで仕事をするということは、それなりの経験の積み重ねが必要。
そして、そのテレワーク力を失うのはあっという間なのだ。
ただ・・・ここで重要なのは、社員全員、テレワークを経験済みということ。
今はテレワーク力”0”になったとしても、1度経験したことを思い出すという作業は、”0”→”1”よりも遥かに楽。
回復は早い。
そのことを、1度認識してもらえれば、それほど期間をかけず、またみんな普通にテレワーク環境で仕事することができるようになるだろう。
もう1度、原点に戻って、このコロナ禍での働き方を思い出すチャンスでもあるのだ。
働き方はこれからも変化する
コロナの流行り廃りはこれからも繰り返すだろう。
今の時代、当分の間、コロナとは上手く付き合って行かなきゃならない。
私達はコロナによって、たくさんのものを失った。
1番は人との直接的なふれあい(対面)
ただ、コロナによって、たくさんのスキルも身に付けた。
コロナがはびこる前であれば、オンライン会議なんて我が社では夢のまた夢のお話しだったし、テレワークなんて特に年配の方になんて絶対に受け入れられなかった。
でも必要に迫れて、社員全員、オンライン会議を普通にこなせるようになり、そして場所を問わず仕事ができるスキルも身につけられた。
別に、テレワークだからOK、出勤はNGというわけではない。
仕事の場所を選択できることが、大きいのだ。
もしかしたら、また別の仕事の形が出てくるかもしれない。
その時は、その時、その時代に合わせた仕事のやり方を身に付ければよいのだ。
働き方はこれからも変化する。
そのことを、常に意識しておけば、これからも振り回されることもなくなるのだ。
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