社内SEの準備力①・・・好きな言葉は周到な準備

日々、色々な課題や要望が集まってくる情報システム部門。

その中でも、よくプロジェクトやイベントの相談をさせることがある。

ま~今の時代、何かやるにしてもITツールはワンセット。

引っ越しやレイアウト調整でも、社内SE駆り出されるくらいだ。

そんな中、やっぱりこれは重要だな~と思うことがある。

それが、”準備”だ。

周到な準備

”周到な準備”

とても好きな言葉だし、これを完璧にできる人は本当に尊敬する。

よく、仕事は準備が8割とかいうけれど、これっとすごくよく分かる。

そして、これを案外できない人が多い。

ただ、私も仕事において、準備は大事にするほうだし、時間を掛けているほうだ。

あきらかに、周囲の人よりも準備している。

※周囲の人があんまり準備不足だとハラハラするタイプ・・・

準備が徹底できていないと、プロジェクトもイベントも失敗する確率が高くなる。

準備不足でも成功してしまうこともあるにはあるが、これを繰り返せばいつか失敗するだろうな~と思うことなんてしょっちゅうだ。

私が考える準備とは・・・

因みに私が考える準備とは・・・

例えば、お店のレイアウト変更があったとすると・・・

①いつまでに、どういう状態になっていればOKなのかを確認

②そこに持って行くために必要な機材、人材(社内、社外問わず)の確認

③機材の手配は早めに、予備も含めて準備(例:ネットワーク機器など)

④人材の手配は社内であればその人材の上司との調整、社外であればどんな業者の力が必要か、費用はいくらかの確認、稟議の作成

⑤レイアウト変更当日スケジュール確認

⑥作業手順のシミュレーションとチェックシートの準備

⑦各種上手く行かなかったときの代替案や保険の確認

⑧関連業者の連絡先

・・・etc

通常であれば総務や他の部署が行うこともあるが、自分の分野だけ把握していても不安な部分が多いので、できるだけ全体を把握するように心がけている。

全体を把握しておくと、突発的な事態にも対応しやすい。

だから私は、準備に相当の時間を費やす

それでも、突発的な事態に対応できないこともあるが、上手く行かなかったときのことまで考えて準備するので、それに助けられたことが何度もある。

大切なのはきっとみんな分かっているはずなんだけど・・・

準備力・・・正直ビジネスマンとしては当たり前のスキルかもしれないが、周囲を見渡すと準備不足で失敗している例が後を絶たない。

私の部下や他部署の人達を見ていても、ぶっつけ本番で大丈夫かな~とか、このまま行ったらこんな状況になったときどうするのかな~と思うことなんてしょっちゅうだ。

ま~、自分が口を出せないケースもあるし、部下の場合はわざと本番失敗させて、準備の大切さを気づかせるということもやることがある(ま~結局準備不足で上手くいっちゃって、経験にできず・・・ということもあるのだが)。

準備不足の人ってきっとこの2つ・・・

〇準備の仕方が分からない

準備って、繰り返し繰り返しやらないと上達しない。だから必要性を感じていない人はそもそも準備力が上達しない。

〇準備が面倒でやらない

作業に忙殺されて忙しすぎると、準備まで手が回らない人をよく見かける。準備って結構時間取られるし、一見、作業には関係ないように感じてしまうから、やらなくてもいいか・・・となってしまうんじゃないか?ただ、失敗したときは、恐ろしいほどの災いが起きるけど・・・

自分の部下にも準備は大事と言っているが、なかなか実践できないのが現状。

でも自分はなぜここまで準備が大切だと思うようになり、今でも準備しているのか・・・

そのルーツは私のIT企業時代に遡る・・・この続きはまた明日