雰囲気を乱す作業のできる人間①

ある程度の規模の会社になればある一定数いる作業のみできる人間。

そして、作業はできるが雰囲気を壊す人間。

この存在は非常に厄介だ。

自分の部署にこんな人材がやってきたら、いったいどうすればいいのだろうか・・・

長丁場を覚悟する

会社というのは、1人では成り立たない。

だから、複数の人間が存在する。

仕事をしてお金を稼ぐ集団。

ある者は営業、ある者は技術、ある者は事務方・・・

様々な職種があるわけだが、その中に明確に仕事として定義されないものがある。

それは良い雰囲気を作り出すという役割。

これって、出来る人と出来ない人に真っ二つに分かれる。

自分としては、この雰囲気作りができる人については、給与を2倍払ってもいいと思っている。

逆に雰囲気を悪くする人の給与は下げてもいいと思っている。

経営者を経験したこともないし、法律にも詳しくないが、自分の感覚としてはそれくらい、職場の雰囲気を良くしてくれるという存在は貴重なのだ。

なぜなら、職場に良い雰囲気を構築することができれば、離職率は下がる。

チームとしての仕事をより良いものにできる、間違いなく。

逆に職場の雰囲気を壊す人間もいる。

そのような人間は、本来職場の雰囲気壊し代を請求したいくらいだ。

何せ、他の人の心にストレスを与え、結果としてその人のパフォーマンスまで落っことし、チーム力を大幅に低下させる。

そんな職場にしてしまうような人間なら、そもそもそんな人材いないほうがいい。

更に厄介なのが、そんな職場の雰囲気を壊すが作業ができる人間の存在だ。

個人としてのアウトプットは確かに大したもの。

そしてそれをもって会社はその人間を評価する。

だから一見、その人材は会社から必要な人材だと思われてしまう。

しかし実態は、会社組織としての全体のパフォーマンスを落としている張本人に外ならない。

そんな人間が社内にいるということは、新しい誰かが入ってきたとしても育てることもチーム力をアップさせることもできない。

ではその、周囲の足を引っ張る存在をどうするか・・・

もちろん簡単に出る答えではないが、今現在の私の考えをまとめてみる。

それは、その人に、次のことを教えるのだ。

○作業は仕事の一部

○チームの力を人数以上にする環境を構築できる人材が1番重要

※3人いたら4人分の仕事をこなせるチームにする

このことを、説明する。

しかし、ただ説明してもこの言葉は届かない。

なぜなら、言葉というのは、発する人間によって、受け手の捉え方が変わるからだ。

泥棒に、泥棒は悪だからやめな・・・と言われても、あんたに言われたくねーよ・・・と思う。

だから、聖人君子に言われる必要があるのだ。

ではどうやったら相手にとっての聖人君子になれるのか?

この続きはまた次回・・・