60点主義の再構築

3年ほど前、自分は仕事はスピードが1番大事で、完成度60点だったとしても、早くアウトプットすることが重要だと思い、実践していた。

これを実践していた時はそれなりに評価されているつもりだった。

しかし、この60点主義が、今、できなくなっている。

その原因は何なのか・・・

スピードが落ちて来た

1番の原因は、スピードが落ちて来たということだ。

いや、個人的に言えば、3年前より能力はむしろ上がっている気がする。

本を読み、毎日のブログアップを自分に課して、日々精進を重ねているつもり・・・

成長していると思っている。

しかし、それ以上に経営陣の成長スピードが速すぎて、求められるアウトプットの質というものが、高くなってきた。

結果、自分自身がアウトプットするものの評価が、どんどん下がり、突っ込みを受けるようになってきた。

これまで60点で提出したものでも、実はそれなりの評価を受けて来たのだが、それでは、駄目出ししかされないようになってきた。

この根拠は?数値かすると?

そんなことをどんどん突っ込まれるようになってくると、自分自身が八方ふさがりになってきた。

そして、手も足も出ない状況になってくると、今度はアウトプットすることが怖くなってくる。

これを言ったら怒られるんじゃないか?これを言ったら突っ込まれるんじゃないか・・・

こんなことを思うようになってきた。

結果として、アウトプットすることを躊躇するようになってきた。

当然、アウトプットのスピードが落ちる。

そうすると、経営陣からの評価はますます下がる。

負のスパイラルに陥ってきたのだ。

60点主義の再構築

この局面をひっくり返すには、60点主義の再構築が必要だ。

成長を続ける経営陣から色々言われるのは、もはや致し方ない。

しかしアウトプットを躊躇してしまったら、状況はもっと悪化する。

だから、アウトプットを躊躇せず、60点主義を再構築することが1番。

どうせ、アウトプットしたらぼこぼこにされるのだ。

その思いでアウトプットする。

そしてアウトプットしたものに対して、一定の批評を受けたら、それを真摯に受け止めて改めて調整してアウトプットする。

ま~、何度もアウトプットを繰り返して行けば、経営陣の評価は下がるだろうが、少なくとも自分の成長にはつながる。

1番成長するのは、アウトプットすることだ。

この際、経営陣からの評価が下がることなんてどうだっていい。

だって、そもそも何をしても評価は下がるのだから・・・

だったら、アウトプットをどんどんして、自分を成長させることに経営陣を利用した方が都合がよい。

経営陣の人間的な評価はおいておいて、少なくとも、頭の回転や知識においては私より遥かに上。

この能力を自分の成長のために使わせてもらう。

まずは、60点主義の再構築だ。