忘れないうちに作成する

人は聞いたことを忘れる。

頭の中に入れて置き、必要な時に取り出せるのは、それなりの作業をしながら覚えたもののみ。

1回人から聞いただけでずーっと覚えておくのは、なかなか難しいものだ。

研修や説明会という類もそれは変わらないわけで・・・

研修、説明会を受けたら、辛いけどそのままの勢いでアウトプット

人は1日で67%のことを忘れる・・・だったかな?

忘却曲線のお話し。

だから、何かを聞いたら復習をしないと、全く意味のないものになってしまう。

最近、研修や説明会を受ける機会が多くなった。

その後、宿題を言い渡され、アウトプットを求められたり、次の集まりの時までにこれを完成させてきて欲しいというものが結構ある。

問題はこれをやるタイミングだ。

1番効率がいいのは、研修や説明会が終わった瞬間から取り掛かることだ。

もし他に仕事があっても、少し無理してでも取り掛かってしまうのがよい。

取り掛かるまでが億劫なのだが、取り掛かってしまえば、後は何とか形のあるものを残すことができる。

研修や説明会を受けた瞬間が1番記憶にも心にも残っている。

その状態で宿題に取り掛かるのが、未来の自分への投資になる。

研修や説明化を受けた後はとにかく疲れている。

取り掛かるのはとても辛い。

だが、研修や説明会を受けた状態、その頭の状態になっている時にアウトプットするのが1番都合がよいのだ。

何せ、頭は今、そのモードになっているのだから・・・

だから、時間的な余裕や、他の作業を後回しにしてでも、アウトプットまで持って行くのが1番効率的と言える。

すぐにアウトプットしないとどうなるか?

逆に研修や説明会の後、出された宿題をすぐにやらなかったらどうなるか・・・

間違いなく、研修や説明会の内容は忘れることになるだろう。

そして、期限ぎりぎりになって資料を見返し、思い出しながら作業に取り組むことになる。

この時、思い出しながら・・・というのがネックになって、相当の時間と労力を費やすことになる。

だからと言って、完成度の高いものができるか・・・というとそうでもない。

なぜなら、様々な情報やその時感じた熱も冷めているからである。

結局、トータルで見ると、研修、説明会を終えた瞬間が1番効率よく宿題をこなせるということになる。

このことを忘れなければ、研修、説明会後、辛くても宿題に取り掛かるという癖をつけられるだろう。

いつ苦しむかを選択するのは、自分で決めることができる。

そうであるならば、なるべく費用対効果の高いタイミングを利用するのが、1番良いのだろう。