急に来る上司との面談

そろそろ冬のボーナス。
そうなると決まって越えなければいけない壁がある。
そう、上司との面談だ。
急に来た
ま~、正直そろそろ来るかな~と思っていた。
しかしいつまで経っても来ないから、今回はもしかしてないのかも・・・と思っていた。
ところがその日は急にやってきた。
ある日の夕方、
「明日の朝、時間どう?」
このタイミングで、明日の朝かい・・・正直イラっとする。
こっちの予定なんてお構いなしだ。
しかもこっちの予定はびっしり作ってしまっていた。
ただ、上司は自分が絶対の存在・・・
自分の予定に部下が合わせるのは当たり前。
世の中、自分が1番忙しいと思っている人なのだ。
あらゆるスケジュールを再調整し、
「かしこまりました」
と、返答する。
考えるのも面倒
正直に言うと、私は今の会社の在り方には懐疑的。
特に経営陣には不信感しかない。
何せ、言っていることとやっていることが、真逆なのだ。
社員を大切にする・・・と口では言うが、経営陣に近しい人たちはみんな心身ともに疲弊させられている。
それも、経営陣が格好つけたいがためにだ。
仕事はどんどん増えて行く。
しかし、仕事が減ることはない。
減らす・・・という判断ができない。
その判断をするのも経営陣の重要な役割だと思うのだが、それができない。
きっと怖いのだと思う。
何かをやらなくなって、結果として売上が落ちてしまうという結果が。
私達従業員は会社が倒産したら、次を探せばいい。
しかし経営陣はそういう訳には行かない。
逃げ出すことができるのは最後の最後だ。
そういう責任を持っているからこそ、仕事を減らすことができない。
・・・ま~、好意的に見るとこんなところだ。
でもそれって、本当に責任を持って仕事をしているということなのか・・・
社員は、仕事が増える一方。
そして、急に能力がアップするわけではない。
昨日言われて、今日、生産性が2倍になる人間なんていやしない。
生産性を2倍にするためには、それ相応の準備期間が必要なのだ。
仕組み作り、個人の能力アップ・・・それは時間の掛かるものなのだ。
それを経営陣が分かっているとは思えない。
何か仕事を増やしていないと、この変化の激しい時代において、不安で不安で仕様がないのだろう。
結果、社員は変化する前に潰される。
仕事をマイナスできない経営陣のせいで・・・
しかし面談でこんなこと、言う訳にはいかない。
自分の意に沿わない部下を、経営陣も上司も、今の状況では許してくれはしないだろう。
じゃ~、どうやって面談を受ければいいのか・・・
正直考えるのも面倒になっている。
だから・・・
ノープラン
今回は時間もないし、ノープランで行くことにしよう。
できるだけ何の準備もしないで臨むと、自分は今の上司の質問にちゃんと答えられるのか・・・
試してみようと思う。
もちろん、こんなこと面談の準備ができなかった言い訳に過ぎない。
でも、上司だって、このタイミングで明日の面談なんて言ったら、十分な準備ができずに面談することなんて目に見えているだろう。
それを試している気もする。
せっかくなので、ノープランで行って、どんな結果になるのかを確認する。
評価が下がっても特に関係ない。
ボーナスが減るだけだ。
それよりも、ノープランで行って今の上司の質問に答えられるのか、自分の基礎知識を試してみよう・・・
そう思うことにした。
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