ガントチャート

プロジェクトの進め方なんて、習ったこともない。

自分で作りながら運用したこともない。

ただ、最近次々振り落ちて来る、経営陣からの指示の中で、もっとちゃんとした工程管理表を作らないと、できないな~と感じていた。

ここで、先日資格を取得した、ITパスポートの知識が生きて来る。

ガントチャートを使ってみよう

ガントチャートは工程管理表のこと・・・

ITパスポートの勉強の中で、日程と作業項目をある程度書き出す表のことだな~と、思いながら暗記していた。

ただ、実際のところ、これまで自分が作業指示を受けて、場当たり的に作業していことがほとんどだった事柄が、この工程表を作り出すことによって、ある程度、毎日何をやればよいのか、もしくは全体の作業のどの部分なのか・・・ということが分かるようになると、今更ながら思った。

ガントチャートを用いれば、プロジェクトの見える化が図れるのだ

ま~、何を今更・・・と思われると思うだろうが、それくらい、自分の仕事の進め方は、これまでダメダメだったのである。

これからは心を入れ替えて、何か指示を受けて、プロジェクト化しそうな内容だったら、まずはガントチャートを自分で作ることから始めて見ようと思う。

メリット

ガントチャートのメリットは、大枠で作業項目を全て確認することができること。

またその作業項目に応じて、日程を記入することができること。

この2点だ。

そして、これがプロジェクトの大まかな方針となり、ただの作業や指示をしていたとしても、今やっていることはこの部分のこと・・・という具合に迷子になることがなくなるのだ。

それ故に、このガントチャートを作成するときは、かなり考えて、時間・労力を費やして作らなければならない。

何せ、このガントチャートはこれから目的地を目指すための地図だ。

その地図が、的外れなものだったら、全然違う目的地に着いてしまうこと間違いなし・・・

だからこの地図は、きちんと作っておく必要があるのだ。

この地図の出来次第で、今後の労力が大きく変わってくるのだから・・・

足りない情報

ガントチャートは目的地に辿り着くための地図・・・

しかし欠点もある。

それは大まかな作業項目は確認できるが、それぞれの作業項目を細分化することには不得手だということだ。

だから、それぞれの作業項目を細分化する必要が出て来る。

この作業項目の細分化は、別な添付資料を作成する必要があるだろう。

その添付資料は、このガントチャートの資料から、すぐにアクセスできる場所がよい。

すぐにアクセスできる場所として考えられることは2点。

○エクセルであれば、同一のファイルにシートを増やしてリンクを貼っておく。そこに詳細な情報を全て書き込んでおく。

○詳細なファイルを別に作っておき、そこに辿り着く道筋を、ガントチャートに記載しておく。

この2点、どちらかをきちんとやっておけば、恐らくそれほど道に迷わずに、詳細情報を探し出すことができるだろう。

これらは、プロジェクトを進める上で、迷子にならないとか、忘れたものを思い出すとか、基本的に起こしてはいけないものを補助するためのもの・・・

ここでの30分の投資が未来の数時間の時間を節約してくれることにつながる。

だからこの投資をケチってはいけない。

プロジェクトを遂行するにあたっては、必要な投資時間になるのだ。