異動の季節

以前にも話しているが、我が社は4月と10月に毎回大きな異動がある。

それがオープンになるのは、月末もしくは月初・・・

割と秘密主義なので、アンテナを相当立てていないと、異動の情報はつかめない。

今回もご多分に漏れず、私の耳に入ってくる情報はほんの僅か・・・

私自身のことも含め、今回もどうなることやら・・・

知りたい気持ちと知りたくない気持ち・・・

異動については、早く知りたい気持ちも正直ある。

それは、自分にどんな影響があるか、もしくは準備を早めにしたい・・・そんな思いもあるのだが、ただただ興味本位で早く知りたい・・・という思いもある。

ただ、この情報は我が社では基本的に超極秘情報なため、知ってしまうと、それなりのリスクも発生する。

だって、知らなければ話しようもないし、口の滑らしようもない。

知ってしまったが故に、誰かに思わずポロっと話してしまうケースだってあるわけだ。

ましてや、私自身、そこまで口の堅い人間じゃ~ない。

むしろ、調子に乗って、ポロっと話してしまう人間で、後から話して後悔した・・・という経験なんて山ほどある。

だから、極秘情報を知ってしまったときから、嘘をつかなくてはいけない場面が出てくる。そのため、私はできるだけ、極秘情報に関してはアンテナを立てないように、また情報を知っていそうな人に、情報を教えてもらうような行為はしないようにしている。

そうでないと、新たな人事異動を、自分自身で作成しかねないのだから・・・

異動した人の気持ち

私たちの部署は、異動した人達のIT環境を整えるのも役割の1つ。

ただここで気を付けなければいけないことは、異動した人達というのは、普通の精神状態ではないということが多いこと。

この会社の場合、出世しようが降格しようが、別な事業所に異動しようが、割と本人の納得がいっていないケースが多い。

例えば、出世してしまった人は、自分が受けるメリットよりも、自分がどうなってしまうのか・・・ということに強烈な不安を覚えることが多い。だから本人が、絶対に出世したいとおもっているのであれば話しは別だが、多くの場合、この会社で働く以上、まずは現状維持で満足・・・と思っている人が意外に多い。

だから、本人にとって、望まぬ出世を果たした人達は、結構多いのだ。

だから、出世して、ただただおめでとうございます・・・というだけでは足りないのだ。

パソコンを設定するのは、ただの作業。

後は、その異動してしまった人に寄り添う時間を設ける必要があるのだ。

毎回同じ事の繰り返し

実はこの話しは、以前にも同様の内容で書いたことがある。

異動の時期は人間関係がモロに出る。

気を付けなければいけない時期なのだ。

この時期、パソコンだけを見て仕事をしていると、間違いなく、人間関係が壊れることになる。