嫌な会議の出席方法

我が社には様々な会議・打ち合わせが多数ある。

やってよかったと思う会議はごく稀で、終わった後に、

〇何が決まったんだろう?

〇始まる前に、「今日は何をやるんだろう?」

〇この情報共有だったら、メールでよかったんじゃないだろうか?

〇パワーポイントを細かく書いてそれを読んでいるだけじゃないか?

〇なんでこんなにたくさん人がいるんだろう?

〇なんでこの人は参加しているんだろう?

・・・etc

こんなネガティブな感情を持ってしまう会議がほとんどだ。

それでも出席しなくてはいけない

基本的にこれらの会議への出席の拒否権はない。

全ての会議に出る必要がある。

でも、同じ出席するにしても、ポジティブな姿勢で会議に臨むのと、ネガティブな姿勢で会議に望むのでは、自分の成長という意味で、雲泥の差が生まれる。

何せ、我が社は会議・打ち合わせが多いのだ。

必然的に、参加している時間は長くなる。

その時間、のほほーんと参加しているだけでは、自分自身の成長はない。

それでは、どうすれば、その一見無意味に見える時間を、有意義に過ごし、この時間を自分の成長に当てることができるだろうか?

出席する時の姿勢で、自分の成長速度が変わる

どうせ、出席しなくてはいけないのであれば、毎回、何かしら、自分にとって有意義な情報を持ち帰る必要がある。

それは、例えば

〇社内で今、話題になっている情報に触れ、別の誰かに説明してみる

〇現在の我が社の数字がどうなっているかを把握し、別の誰かに説明してみる

〇自分の知らない、情報・スキルに触れることで、自分のスキルアップの取っ掛かりを作る

〇この会議の悪いところは何かを列挙してみる(言葉には出さない)、その上で、自分だったらどうするかを考え、テキスト化し、それを自分主催の会議で実践する

〇この人はこんな知識・経験値があるんだと、普段は触れることのないメンバーの、力量を測定し、今後に生かす

・・・etc

考えれば、どんなネガティブな会議でも、使いようによっては、色々と得るものがある。

こんな会議の進め方じゃ~駄目だと、言葉で言うのは簡単だけど、じゃ~、実際に自分だったらどう進めるのかまで考える。

ここで、こんな会議駄目ですよ・・・なんて言ったら、関係性が崩れる。

どんなろくでもない会議でも、一生懸命この会議のために資料や根回しといった、準備をしていた人間がいるのだ。

その人間のやる気を削ぐ必要はない。

あなたのおかげで、

〇こんな知識を身に付けました

〇こんな状況になっていることを把握できました

〇こんな課題・問題があることを把握できました

このようなフィードバックを、主催者にしてあげれば、主催した人の苦労も少しは報われるだろう。

会議の主催者、発表する人は大変

私も会議を主催したり、発表したりすることがあるので分かるが、これらは、いざ自分でやろうとすると、大変な労力を要する。

何せ、忙しい人を招集して行うのだ・・・時間拘束分の費用対効果を求められる。

だから、駄目な会議をあれこれ言うのは簡単だけれども、だからと言って、その主催者の気持ちを踏みにじるようなことをしてはいけない。

その行為は、やがてブーメランとなって自分に戻ってくるのだから・・・

会議・打ち合わせとは、とても難しいものなのだ。