面談が終わって

経営陣の面談が終わった。

やはり、できていないことをかなり指摘された。

自分の感情は置いておいて、経営陣がおっしゃることも、まんまその通り。

今の自分ができていないことの、オンパレードを並べたてられた。

特に怒られたというわけではなく、今、あなたに求めているのはこういうことで、それができていない・・・

簡単に言うと、そういうことだった。

課題に対する回答が遅い

こちらは、自分も感じていたことだ。

なかなか、これを言ってくれる人がいないから、私も甘えていたのは事実。

なぜなら、経営陣から出される課題は、とにかく難しい。

今の自分の力では、どうやっても、回答の糸口さえ見えないものがほとんどだ。

それでも、課題を出されたら、回答を出さなきゃいけない。

それも、出来る限り早急に・・・

私は、課題を出された時、難易度の高さにフリーズして、あれこれ考えてみても、どうしても成果物を出すところまで持って行けず、結果的に何もしていないのと同じ状態になっていた。

これは自分でもよく部下に言うことだが、これでは、0点なのだ。

どんな稚拙でも構わないから、1個成果物を出すということをやらないと、経営陣は駄目出しやフィードバックすらできない。

しかも、どうせ稚拙な考えしかだせないのなら、なるべく早めに提出した方がいい。

そうすれば、駄目出し、フィードバックを早めに受けることにより、軌道修正しながら、ゴールを目指すことができる。

何の成果物もいつまでも出さないということは、ゴールに辿り着く可能性は”0”であること。

随分言われてしまった。

「あなたは、プライドが高すぎるんですね」

・・・多分、そうなんだと思う。

私は持たなくてもよいプライドを持っているんだと思う。

プライドの他に・・・

もう1個、プライドの他に思っていたことを口にした。

あまりにも稚拙なものを経営陣に提出すると、その人達の時間を奪うことになるんじゃないかと・・・

でもそれも、経営陣には一蹴された。

「私達経営陣だって、そんなに優秀じゃない。私達の時間なんて、あなたが思っているほど重要ではない・・・」

正確な言い回しは忘れたが、そんなことを言われた。

もっと他の人の時間を使いなさい

結論、もっと他の人の時間を使いなさい・・・ということだった。

ま~、その発想はなかった。

他の人達の時間というのは重要で、自分の時間は重要ではない。

だから、自分の時間を使うべき・・・

ただ、そこで私に能力があれば、私の時間だけ使えば、成果物を出すことができるのだが、私は優秀じゃないから、自分1人で成果物を出すことができない。

だから、そこで、歩留まりが起きて、抱え込んでしまう。

会社としては、何も進んでいない状況。

だったら、他の人の時間をもっと使うべきなのだろう。

迷惑かもしれないが、デジタルで何かを解決したい、新しい価値のあるのものを生み出したい、そんなことを会社から求められている以上、デジタルと他の部署、事業所が無関係でお互いの時間を奪い合わずに済む方法はないのだ。

確かに、私はこれまで、他の人の時間を奪うことについて、異常に恐怖を覚えていた。

きっと、

〇こいつは使えない

〇こいつに関わりたくない

〇こいつは面倒

〇こいつ嫌

・・・etc

そんなネガティブな感情を持たれるのが嫌だったからだろう。

ただ、そんなことを考える余裕がなくなってきたのも事実。

これからは、少し考え方を改める。

しかし、それは、決して会社のために・・・という決意ではない。

この続きはまた次回・・・