難しい業者さんとの付き合い方

情報システム部門にいると、様々な業者さんがいる。

気心の知れた業者の方もいれば、あまり関わりたくな業者の方もいる。

今回は、あまり関わりたくない業者さんとの関わり方についてお話しする。

意識高い系で攻撃的

私の苦手な業者さんがいる。

私だけでなく、情報システム部門のメンバー全員・・・

なぜ苦手なのかというと・・・

意識高い系で、攻撃的。

自分達はあなたたちと比較して色々ITの最先端を知っている。

これはどうなんですか?こんなことくらい答えられますよね?

ま~、簡単に言うと、そんな感じで色々なことを高圧的に聞いてくる。

少し大げさに言っているが、でも聞いているこっちは、とにかく気分が悪くなる。

言葉も横文字や難しい。

こっちもなかなか理解し辛い。

コミュニケーションを取るのに疲れるのだ。

一方で、お願いしている仕事は、抜けたり漏れたり・・・

メールで依頼を掛けて、そのメールを単純に見落としていたり・・・そんなレベルなのだ。

どうしたもんか・・・

打ち合わせすることが気が重い

その業者の方々とお話しするのは年に1~2度。

一部のシステムをお願いしているだけなので、そんなに頻繁に連絡を取ることもない。

でも、どうしても1年間のうちに1~2度は打ち合わせをしなくてはいけない。

本当はそれでは少ないのかもしれないけど・・・

費用も払っているのだけど、どうもこちらの意図を組んだ提案をしてくれるわけではない。

現在、そこまで重要視しているシステムではないので、私達としては、そっと運用に乗っていれば、問題ないのだけど・・・

でも、先方としては、自分達がいかに大変なことをやっているか、自分達の力がどれだけすごいか、こんなことをやってあげているんです!・・・ということを全面的にアピールしてくる。

・・・疲れる。

安定運用だけお願いできれば・・・とお話しするのだが、

こんなこともできるようになります、あんなことも考えています、と、こちらとしてはどうでもいいことを提案してくる。

そんなことより、送ったメールを確認して、簡単な作業だけ、ちゃんとして欲しいのだ。

これもトレーニング

世の中にはきっと色々な業者さんがいる。

すごく頼りになる業者さんもいれば、こっちの意図を伝えるのが、難しい業者さんもいる。

それは、そのまま業者さんのレベルの違いになると思っている。

やはり、こちらの意図を、こちらが少ない言葉で汲み取って実現を目指してくれる業者さんは、レベルが高い。

逆に、こちらの意図をどんなに伝えても、明後日の提案をしてくる業者さんは、例えIT技術が高かったとしても、レベルは低い。

ビジネスなのだから・・・

でも、レベルの低い業者さんと付き合うことも、最近は悪くないと思い始めている。

そういう業者さんと付き合うと、こっちのレベルを上げる必要があるし、持って行き方とか、まとめ役とかの力を養うことができる。

こっちが業者を利用する・・・そんな意識で取り組んでいれば、自分の成長につながる。

だから、レベルの低い業者との仕事だって必要なのだ。

これは、自分にとってトレーニンなのだ。

そう考えれば、とても気が楽になる。