みんなそれぞれ考えて生きている

こいつ何言ってんだ???

そう思ってしまうことが多々ある。

特に自分の心が安定しない時は、そう感じてしまう。

心に余裕がなくて、相手の考えを受け入れるキャパが少なくなり、ほんの少しでも自分の考えにそぐわない人間のことを、口に出して、態度に出して、心の中で批判してしまうのだ。

でもこれって、とてもまずいことなのだ。

人と考えが違って当たり前

当たり前の話しだけど、自分と全く同じ人生を歩んできた人はこの世に1人もいない。

同じ保育園・幼稚園、同じ小・中・高・大、就職先まで一緒だった人がいたとしても、家庭環境が違ったり、出会った人が違かったり、経験が違っていたり・・・

様々な違いの中で育ってきた他の人間と、自分の考え、価値観、意見が違うのは、至極当然のことなのだ。

だから、自分と人の考えは違っていて当たり前なのだ。

会社は違う考え方の人達の集合体

2人の会社、10人の会社、100人の会社、1,000人の会社・・・

世の中には色々な人数が所属している会社があって、その会社に所属している人は、それぞれが、自分の考えを持って働いている。

ある人は我慢できる内容も、ある人にとっては我慢できない・・・そんなことは日常茶飯事。

でも、みんなと力を合わせて仕事をすることによって、1人ではできない成果を出すことが可能になる。

2人以上の会社であれば、人数の大小問わず、違った考えの人と力を合わせて成果を出す必要があるのだ。

違う考えの人を否定するということは・・・

例えば、自分の考えと違う人がいたとして、この人とは一緒に仕事をしないとする。

そうすると、結局1人で仕事をすることになってしまう。

そして、今の世の中の動きから、1人で達成できる仕事、成果を出すことの仕事なんて、ほとんどない。

何せ今は、VUCAの時代・・・

変化の激しい、曖昧で、複雑で、不確実な環境下で仕事をしていかなければならない。

だから1人で成果を出しづらくなっている。

人と協力したり、チームで仕事をすること前提で、会社に勤めなくてはいけないのだ。

心の余裕は常に持っておく必要がある

ただ、これらのことを頭では分かっていても、実際に行動しようとすると、かなり難しい。

自分の考え、意見を否定されると、心が折れる。

でも自分の意見を受け入れてもらえない・・・それが前提にあって、そこを始まりとして、そこからお互い自分の意見をポジティブに言いあいながら、歩み寄って1つの仕事を完成させる・・・そんな進め方が今後は必要なのだろう。

ただしそれには条件があって・・・

心の余裕は常に持っておく必要がある。

何せ、心に余裕がないと、攻撃的になってしまう。

自分の考えと少しでも違うと、反発したり、攻撃したり・・・ろくなことが起こらない。

だから常に、心の余裕を持っておくことが必要なのだ。

ま~今の時代、これが1番難しいのだが・・・

心の余裕の大切さを、再認識しておく必要があるのだ。

そして、常に相手の立場に立って考える必要があるのだが・・・

この続きはまた次回。