数字に弱い

上司との面談が終了した。
色々ご意見はいただいたが、査定としては概ね良い結果だった。
今、自分ができていないと思うことをそのまま話したが結果、弱点をよく分かっているから、その部分を勉強していけばよい・・・ということだった。
また、弱点の1つに、やはり数字が弱いというものがあって・・・
数字化することの意味
これまで、なんとなく経験や知識、勘で仕事をしてきた。
それは否めない。
どちらかというと、経験数や作業ボリュームを重視して自分は仕事の力をつけてきた。
それは、1人でやる分にはよいのだが、結局チームや他の部署のメンバー、事業所と一緒に仕事をするには、どうしても説得力が欠けてしまうというものだった。
ま~、言わんとすることは分かる。
これまでを振り返ると・・・
これまで、自分は数字と向き合うことを避けてきた。
私は数字というものを否定するつもりはない。
でもその数字の前には、必ず感情とか、心とか、気持ちとか・・・そういう部分が先にあって、そのハードルを超えてからでないと、数字を言っても意味がないという考えだ。
その考えが間違っているとは思わないし、今後もその考えを変えるつもりはない。
ただ、その考えができるようになった今でも、数字と向き合っていないのは、ある意味自分の駄目なところなんだと思う。
何せ、数字は自分の苦手分野。
ここに表されている数字を、言語化して説明する・・・というのが、チームや他の部署と仕事をするときには必ず必要なのだが、これができるようになるには、また勉強が必要だ。
その勉強が嫌だというだけのこと・・・
なぜなら今の私にとって、楽しくないし、苦手だから・・・
でも、もう1段階成長するためには、これは避けては通れない道だと思うようになった。
そのままでいい、ただ数字は把握しておくように
上司から言われたことは、人と仕事をするときに定性的な考えを前面に押し出しても構わない。ただその時に、言わなくてもいいけど、数字を把握しておくことは重要なことだと・・・
確かに数字化することは、ある種説得力も増すが、自分自身に対しても自信を持つことができる。
数字を根拠に定性的に話すのと、数字の根拠がない状態で定性的に話すこと・・・それは相手にとっても自分にとっても、説得力が違うという意味なのだろう。
定量的に表すことは難しい
まだこれと言った本は読んでいないが、何事も数字で表せるようになるのは難しい。
もともと、定量的に表すことを前提に作られていないものもある。
それを数字に落とし込むには、誰よりもその仕組みや動きを勉強して、自分なりの会社や意見を持つことが必要になる。
その上で、それを因数分解して数字に落とし込むこと・・・
それが、とても難しい。
これはちょっとやそっと、考えたところで上手くいくはずもない。
KPIという言葉がある。
このKPIのところまで、落とし込むことが重要で、そこに落とし込むことが、考える仕事、上流過程の仕事ということなのだろう。
そして、この考え方を持って仕事をすることを求められている。
これ以上成長するには、結局は数字から逃れることはできない。
今後はあらゆることを数値化できるようにする考えを持つこと、そしてそれに関連した知識は、まずは本を読んで身に付けること・・・
このことを考えながら、仕事をしていきたい。
ボコボコにされると思っていた面談も、終わってみれば、次に目指すべきことを上手くまとめられた時間だった。
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