突然のフォロー依頼に対応するには

日々勉強を続ける経営陣にオーダーが激しくなってきている。

私は最近、見捨てられたのか、オーダーが来ない。

代わりに経営陣からオーダーを受けたあちこちの部署から、様々な相談が来るようになった。

資料作成、グラフ作成、データ取得・・・

エクセル、パワポの使い方から、どのような資料を作成すればよいか、経営陣からの指示を担当者と一緒に考え、形にする。

もちろん私の評価は一切上がらない。

ただ、相談者も切羽詰まった状態で来るものだから、どうしても自分の仕事を後回しにして、手伝わざるを得ない状況になる。

問題は、期限がない状態で私のところに来るということで・・・

突然のフォローに対応するための日頃の準備

突然のフォローにどれだけ対応できるか・・・それは日頃の準備を蓄積しておくことにほかならない。

その準備とは、スキルであったり、知識であったり、自分を忙しくしないという作業の分散であったり・・・

その準備を日頃からしているからこそ、突然の依頼にも対応できたり、時間を確保することができるのだ。

当然、その相談者の仕事を手伝ったからと言って、自分の仕事がなくなるわけではない。

しかし、少なくとも自分が期限や業務に追い込まれない状況さえ作っておけば、フォローすることは可能になるのだ。

そして、突発的なことに対応する人材であることを周知することができれば、経営陣からの評価はさておき、周囲の評価は上がる。

経営陣が私を見る時間はほとんどない。

つまり、経営陣に評価する材料はない。

経営陣に、こいつ毎日何やってんだろう・・・と思われているのは分かっている。

しかし、経営陣が分からなくても、経営陣と一定の距離にいる側近の方々の力になるということは、間接的には経営陣に影響を与えることに繋がるかもしれない。

それもないか・・・

ま~上記で書いたこと、相当楽観的に書いている。

なぜなら、そんなことを今の経営陣が受け入れることはないだろうから・・・

今の状況ではそれは致し方ないとも思う。

そういう風にしたのは自分自身だ。

直接経営陣と話すことを避けてきた自分自身で招いた結果だ。

それは特に問題ない。

今のところ、経営陣からの依頼を間接的に手伝うことは自分にとって勉強にもなるし、経営陣というのは今現在、どんなことを求めているのか・・・ということも分かるようになってきた。

この間接的に情報収集を行えるという環境を利用し、今のうちに勉強できるだけしておこう。

そして準備しておこう。

どんなデータを欲しているのか、どんな資料を欲しているのか、どんな知識を欲しているのか・・・経営陣と直接ではなくても、間接的に情報を仕入れ、自分のスキルアップに生かすのだ。