コミュニケーションの選択肢を広げるとは・・・①

このコロナ禍の中、急速に発展したオンライン会議・・・
その恩恵は、想像以上に大きいものだった。
ただ、オンライン会議はいくつかのデメリットがある。
環境構築のためのITリテラシー
実はオンライン会議を、自分で用意しようとすると、いくつもの知識を掛け算する必要がある。
その知識が1つでも欠けるオンライン会議に参加できなかったり、中途半端な参加になってしまったり、発言ができなかったり、画面共有ができなかったり・・・
例えば、デバイス。
何を使っても構わないが、それぞれ操作性が異なる。
スマホ、iPad、パソコン・・・
特に情報を共有しながら行うには、やはりメインとなる者はパソコンを準備する必要があるだろう。
また、周囲に音が漏れないようにイヤホンの準備も必要だし、自分が話すにはマイクも必要。
また、自分の顔を相手に見てもらえた方が、会議は円滑に進むので、カメラもあったほうがよい。
カメラとマイクはスマホ、iPadには最初から搭載されているが、パソコンの場合は仕様の確認が必要。
もしなければ、カメラ、マイクの準備を自分で行わなければならない。
そして、1番重要なのが通信環境。
スマホは基本的に通信環境を考えなくても通信できてしまうが、それでもWi-Fi環境があったほうがよい。
パケットの使用量は想像以上に大きいから通信量を絞っていると、あっという間に食い尽くす。
iPadは契約形態によってはやはりWi-Fi環境が必要だし、パソコンだってネット環境をじゅんびする必要がある。
これらの通信環境を自前で準備するということは、知識がないと非常に困難である。
最後にアプリ。
ZoomにしろTeamsにしろ、アプリが必要となり、必要に応じてインストールやWeb版を使いこなす必要がある。
また画面共有などの機能は一緒だが、操作性の異なるものを1つ1つは教えることは困難だから、自分自身で何となく分かるレベルになる必要がある。
オンライン会議を行うには、ある一定のITリテラシーを持った集団でなければ、難しいことなのだ。
オンライン会議は他にも雰囲気を伝えるのが微妙というものもある。
雰囲気で会議の流れは変わる。
この会議の雰囲気の情報量が決定的に少ないというのは、やはり難しい。
メリットはたくさんあるオンライン会議だが、1個1個見て行くと、まず参加すること、そして参加した後の進め方という部分で、様々なハードルが出て来るのだ。
他のコミュニケーションツールはどうだろう?
テキストか?
この続きはまた次回・・・
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