価値観について

会社に行くとつくづく感じることがある。
価値観って、人それぞれだということだ。
まずは共感しあうこと・・・
他人との信頼関係を築くには、ある程度共感しあうことが必要だと思う。
中にはぶつかり合って、その中で信頼関係を築いていくという方法もあるだろうが、ぶつかり合って信頼関係を築くのは、よっぽど回復能力の高い組織に属しているか、ぶつかり合っている者同士がレベルの高い人間に限られる。
要は信頼関係が築かれるまでの時間、ぶつかってもぶつかっても、再度情報共有したり意見交換をできるだけの、強さがあるかどうか・・・
しかし、世の中、そんな強い人間ばかりではない。
自分の思っていること、意見を否定されたら、多くの場合嫌な思いをするし、そんな人間からは距離を置くことになる。
結果として、このような人物とは信頼関係を築くことはできない。
この意味で、最初は少し無理やりかもしれないが、共感しあうことから始めるのが重要だと思うのだ。
あなたの言っていることをちゃんと聞いてます、あなたが思うように、私もそう思います・・・そんな会話を繰り返して共感していくうちに、お互いがこの人ならある程度自分を受け入れてくれるから大丈夫となって、信頼関係ができて行く。
そんな流れが普通の流れ何だと思う。
ただ、どうしても相手の考えと自分の考えが違う部分は出て来る。
信頼関係ができた後には、少しずつ自分の考えと相手の考えの違いをお互い出して行ってもよいだろう。
その時には、もうすでに、少しくらい考えが違くたって、壊れることのない関係性ができているだろうから・・・
問題は、その関係性ができる前に、ガンガンお互いが自分の考えを前面に押し出して主張し合い、相手の考えを全否定してしまうことだ。
そうなってしまっては、結局、信頼関係を築く前に、終わってしまうのだ。
価値観とは
何かを見て、自分はこう思う、でも相手はこう思う・・・それは人それぞれ違う意見を持つ。
なぜなら、これまで生きて来た内容がお互いに違うからだ。
だから同じ事象を見ても、人それぞれ捉え方が違うのだ。
その時に相手を否定するのはとても簡単だ。
何せ、自分はこう思っている・・・ということを押し通せばよいのだから。
ただそれでは、物事は前に進まないことがほとんどだ。
ある程度は相手の価値観を受け入れる必要がある。
そうしないと、物事が前に進まないどころか、関係性まで壊れてしまうことになる。
100人いれば100通りの価値観が存在する。
それは、生まれ来た環境、これまで経験したことが、全く同じ人間がいないからだ。
だから価値観の違いが生まれる。
そのことを分かって価値観の違う人間と話すのと、分かってなくて価値観の違う人間の話すのでは、結果はまるで違うものになるだろう。
今の世の中、今の時代・・・他人と自分、価値観が違うことが当たり前・・・そのことを常に考えながら、他人と話すことが必要になるのだ。
パワハラだのモラハラだの・・・そんな問題に巻き込まれないためにも・・・
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