資格を取得することがゴールになっている

大変な思いをして、3か月で3つの資格を取得することに成功したわけだが、大切なのは、この資格を自分の人生にどう生かすか・・・

それが、今は全くできていない。

本を読んだ

資格を取得した後、お休みモードになってしまい、これではいけないと、資格取得中一時中断してしまっていた読書を再開した。

やはり読書をすると、頭を使うことになるし、情報を頭で分解したり整理したりという作業が発生するので、成長につながる。

まだ、再開して5日程度しかたっていないので、偉そうなことは言えないが・・・

たまたま読んだ本でこんな事例が書いてあった。

ある熱血の小学校の先生が、逆上がりの出来ない生徒に、熱心に指導をした。

その子は逆上がりができるようになる。

そして、喜んだ・・・「これで、逆上がりの練習をしなくて済む」・・・と。

この本のこの事例を読んだとき、まさに今の自分のことだと思った。

結局資格を取得したのは、会社の決まりだったから・・・

資格取得をする前は、資格に合格するかどうかではなく、この資格の勉強の過程からいかに自分自身の成長につなげることができるのか・・・だった。

それは、資格試験を受けて落ちてしまった時の自分自身に対する言い訳だったのだと思い知らされる。

やはり資格試験というのは、頑張って勉強すればするほど、失敗した時のダメージは大きくなる。

そのダメージを少しでも緩和するために、自分自身に、勉強の過程が大事と言い訳しているのだ。

そりゃ~、どの資格試験も、生半可な努力で取得できるものは何ひとつない(少なくとも私の頭ではない)。

だから、努力しなければ確実に落ちる。

そして努力したとしても、受かるかどうかは分からない。

そこが厄介なところ・・・

自分自身を納得させながら勉強して、試験を受けて、合否を受け入れる。

そんな覚悟が必要だ。

私は、試験を受けて合格という、自分にとってある種、追い求めていた結果を残すことに成功した。

しかし、その合格が、結果としてゴールになってしまったこは否めない。

そう・・・自分は思ってしまったのだ。

これで、簿記もMOSもITパスポートの勉強も、これからする必要はない・・・と。

もう1度その考えを改める

この3つの資格を取得することは、社会人の基礎を作ること。

資格にも仕事にも、これらの基礎を生かせば、この先学ばなければならないことは山ほどある。

それに、ただ勉強するだけと言うよりも、自分の生活や仕事に生かしてこそ、初めて資格を取得した意味が出て来る。

とりあえず3つの資格を取得して、1か月の休憩をはさんだ。

今後は、少しずつ復習を始める。

復習をすれば、1か月で習得した時間よりも短時間で思い出すことができるだろう。

それが1度思いっきり勉強したものの特権にもなる。

回復のスピードは1から構築するよりも早いから、最初ほどの苦しみはない。

だからこの段階で復習しておくことは、今後のビジネスや人生にも生かせるリテラシーとなるだろう。

踏ん切りをつけることは大切なので、今のうち、復習計画を立てることにする。

そして、その資格の知識を自在に使いこなせるようになり、自分の人生をより良いものにしていくことにする。