今のマインドで発信はできない

前回、一生懸命やっていることに関して、

「それ、意味あるんですか?」

・・・心を折られたとお話しした。

それを反面教師にしようと思ったことは間違いないが。

もう1点、今の心境で書いておいたほうが自分のためになると思ったことを、書き記しておく。

「どうでもいいや」・・・という気持ちの時にやっていいこと

正直、「もうどうでもいいや」と、強烈に思っていることは間違いない。

一生懸命やっていることを、全否定される。

全否定するほうは、恐らくそのことすら忘れているだろう。

ただ、こっちはずーっと覚えている。

心穏やかではいられない。

ただ、この

「もう、どうでもいいや」

・・・という心境を、せっかくなので、利用してしまおうという考えが出てきた。

最近、自分のレベルよりも高い課題が与えられ続けて、それに対応できず、成果物を出せないまま、ずーっと時間が過ぎてしまう。

そのうち、別の案件がまた、沸いて降ってくる。

そうすると、前にもらった課題は、忘れるか、手を付けられないか、2つに1つ。

だから、歩留まり。

経営陣からの評価も駄々下がりというわけだ。

ま~、評価が駄々下がりしても、正直関係ないと思う自分もいる。

だって、評価が上がったら上がったで、ろくな未来は見えないし、じゃ~別に下がって、距離を置けるのならそれもありかな・・・と。

ただ、ここで大事なのは、この対応を経営陣にし続けることは、自分の中で問題はないのだが、自分の成長には全く繋がらないということは認識しておかなければいけない。

ここが、まずいところなのだ。

だから、課題を降られたら、20点でも30点でも構わないので、その日のうちに成果物を提出することにした。

出来映えもどうでもいいし、突っ込みを受けても構わない。

どうせ、壁打ちをしないと、最後は出来上がらない資料だ。

すぐに提出するということだけは、意識して行っていきたい。

これは、誰のためでもなく、自分のトレーニングのためだ。

「どうでもいいや」・・・という気持ちの時にやっては”いけないこと”

今の心境でやってはいけないと思うこともある。

自分の考えの情報発信だ。

今の心境で自分の考えを発信してしまったら、自分のイメージに傷がつく。

その傷ついた私を、フォローしてくれる、できる人は今の会社にはいない。

自分の仕事は他の社員と上手くやっていかなくては成り立たない。

それには日頃からの関係性が重要で、その関係性を築くために、時間を掛けて少しずつ、対象者の方々との心理的な距離を詰めている。

それが、今の荒んだ私の心のまま、自分の考えを発信したら、今まで積み上げてきた関係性が一瞬で崩れ去る。

崩れ去って関係性を元に戻すには、時間が掛かるし労力も掛かる。

経営陣の話しも理解できる部分はある。

こんな発信しろよ・・・と言っているわけだから。

でもその経営陣が言った内容を、そのまま他の社員に落としたら、それはきっとただの反発を生むだけでおしまいだ。

何より私の存在価値がなくなってしまう。

経営陣の言っていることを分かりやすく他の社員に伝えること・・・それが求められている今のポジションで、今の心境で情報を発信することは極めて危険なのだ。

とりあえず、自分の心がある程度回復するまで、情報発信は控えるようにする。