人事考課面談

我が社は半期、もしくは四半期に1度、人事考課のための面談が行われる。
私は自分の部下のことを1対1で面談をするのだが・・・
そして私も自分の上司に1対1の面談を受けるのだが・・・
部下の面談
はっきり言って、私は1対1の面談は苦手。
でも立場上仕方がない。
私は部下と1人1人、それぞれ1時間ほどの面談を行った。
今回、部下の面談を初めて行ったわけだが、ま~、反省の連続だった。
何がいけなかったか・・・
〇自分の話しが多かった
〇部下の話しの割合が極端に少なかった
〇人事考課につながる部分を引き出せなかった
・・・etc
散々だった。
ある程度、準備をして望んだつもりだったが、できれば本を2~3冊読んでから望むべきだった。
ただ、感覚的な話しになってしまうが、長時間の割に楽しいおしゃべりの時間だった。
それに、あなたにはこうなって欲しい、もしくは今後この部署はこうしたい・・・というのは割と伝えられた。
ま~、今、私自身がかなりピンチな状況であり、心が病みそうという話しも素直に伝えた。
自分の置かれている立場、状況を、部下には伝えておく必要があると思うからだ。
だから、私は普段から思っていることや、やって欲しいことはある程度、忖度なしで伝えた。
自分の本音をさらけ出さないと、部下も本音を言ってくれないと思っているからだ。
それから私は、1つだけ、確信していることがある。
この面談の時間が有意義なものになるか、無駄な時間になるかというのは、この面談の時間では決まらないと思っている。
何が、この面談の時間を有意義なものにするのか・・・
それは、普段からの部下への接し方だ。
普段から、部下の話しをちゃんと聞いたり、ちゃんと話し合ったり、冗談を言いあったり、プライベートの話しをしあったり・・・
そんな情報交換を普段からきっちりやっているかどうかが、この面談の時間を有意義なものにできる、唯一の方法だと思っている。
普段無視したり、無関心を決め込んでいる部下に、この面談の時間だけ、腹を割って話しましょう・・・なんて言ったって、それは虫が良すぎるでしょ。
だからこの面談が始まる前に、既にこの面談が良いものになるか、悪いものになるかは半分以上決まっているのだ。
その普段の関係性が土台となって、面談は初めて意味のあるものになるのだ。
今回、色々な話しをしたけれど、1人の部下から、
「もっとあなたとこういう時間が持ちたいんですよね~」
・・・そう言われた。
それは素直に嬉しかった。
面談の目的は、できていない部下を徹底的に駄目だしすることではない。
できていないことは指摘する、その上で、こうすればもっとよくなります・・・と伝えて、これからの3か月、半年で成長してもらうことだ。
言いづらい指摘ももちろんある。
でもその言いづらい指摘を、部下に素直に聞いてもらえるかどうかは、やはり普段からの関係性が絶対に必要なのだ。
この人の言うことなら聞ける、この人の言うことは信用できる・・・
部下は最初から数字では判断できない。
受け入れる感情があって、初めて数字で判断できるようになる。
その感情の構築は、普段からの接し方にあるのだ。
次回は上司との面談について、お話しする。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません