ラストスパートは続けられない

前回お話ししたチームプレーに必要な3つの余裕・・・

それを踏まえて、現在の社内における、自分を含めた社員の余裕度はどうなっているか?

全部ゼロ・・・

等しくゼロ・・・

打つ手なし・・・

こんな感じだ。

自分をコントロールすることも難しい

人は他人を変えることはできない。

つまり、コントロールすることができない。

唯一変えることができるものがあるとすれば、それは自分自身。

つまり、自分自身であればコントロール可能。

ただし、肝心の自分自身も、今のところコントロール不能となっている。

3つの余裕が全てゼロになっているからだ。

はっきり言って、会社全体がここまで追い込まれることも難しい。

ま~、これまでも、結構やばいということはたくさんあった。

やばさで言うと、もっと深刻なこともあったのだが、何せ、割と深めのやばさが、複合的に降りかかって来ている感じだ。

1個でも厄介なのに、次から次へと厄介ごとが降り注いでくる。

1個も解決しないまま、どんどん厄介ごとが溜まっていって、余裕が全くない状態だ。

人のコントロールはもはや不可能

ま~こんなことを言うのもなんだが、コントロールできていないのは、他の人達も一緒。

かなり振り回されている。

そして、みんな疲弊している。

だから、誰かを自分の思い通りコントロールしようとしても、相手にも自分にも余裕がないため、うまく行きっこない。

ずっとラストスパートはできない

そろそろこんなことを言う人がでてきた。

「この状況、いつまで続くの?」

全くその通り・・・

この状況、いつまで続くの?

私も毎日思っている。

ただ、私の経験上、イベントが終わってひと段落ついたあたりで、新たな問題・課題が発生する。

だから、このままの速度で走る続けることは継続するだろう。

そもそも、我が社の経営陣は、常に問題・課題を発生させる。

ある意味天才なんじゃないかと思うくらいだ。

ただこのように、問題・課題のクリエイターだからこそ、下の者たちが育っていくとも言える。

ま~、その代償は割と大きくて、心を大きく折られたり傷つけられたりする者もでてくるのだが・・・

そう・・・人はずっと全力で走ることはできないのだ。

ラストスパートは、ゴールがあるから、かけられる。

ラストスパートはずっとは続けることができない。

ずーっと続けると、最後は人間倒れるのみ。

深呼吸が必要なのだ、人間は。

立ち止まって、周囲を見渡して、改めてゴールを確認して、ゆっくりと走り出す。

時には寄り道をしながら・・・

その寄り道や心の余裕が、人間に気付きを与えることもある。

今の社内は一点集中・・・誰も周りが見えてない。

自分が1番辛いと思っている。

私も、そう思ってしまっている。

ほんの少しの余裕が必要なのだ。

そして、周囲を見渡し、気遣えるだけの、心の余裕を持つ必要があるのだ。

そうしないと、自分も周囲も壊れる。

言葉で言うのは簡単な、”余裕を持つ”ということ・・・

ただし、これを実践しないと、もうまずい状況になっている。

みんなで、一旦深呼吸する必要が、今の会社にはあるのだ。