社内の空気が悪いとき・・・きっと流れは変わる

どんどん社内の空気が悪くなってきた。
どの部署のどの人も余裕がなくなり、目に見えない争いが増えて来た。
正直私の心も荒んできている。
やはり、会社組織や人事・給与体系が一気に変わるということは、社員の心の余裕を奪い取る。
部下を取られたと思ったが・・・
先日、部下をいきなり取られ、事業を一任されてしまった話しをした。
私は憤りを感じた。
ただ、それはある一面からしか物事を見ていない感情だった。
私のところに、その事業を任されていた人物がやってきた。
彼に仕事を移しましたと経営者に言われ、ひどくショックを受けていた。
「自分はいらないんだろうか・・・」
そんな、話しをしていた。
そうか・・・この人はこの人で、仕事を取られてしまい、自分の存在価値を否定されたと思っているのか・・・
部下を取られたことだけに目を向けていたことに、強く反省した。
誰かの仕事が来るということは、誰かが仕事を失うこと・・・
そんな当たり前のことに今更気付いた。
それでも流れはきっと変わる
今は会社の雰囲気はよくない。
それぞれが追い詰められている。
そして、追い詰められている中で、誰かに助けを求めようとしても、その誰かが余裕がない。
だから、誰に聞いてよいか、分からない。
とても難しい状況だ。
こういう時こそ、会社全体でチームワークを発揮すればよいのだが、どうもそんな雰囲気にもならない。
チームワークというのは、普段の積み重ねが重要。
その積み重ねを、私も含めて、怠っていたのだ。
自分の部署、特定の人との関係性は構築していたが、幅広い関係性は構築していなかった。
そこが私の反省点。
いざピンチの時に発動できない、チームワークは、ただの言葉。
これでは意味がない。
この流れを変えることは、相当難しい。
むしろ、今は流れのままに漂うことのほうがよいかもしれない。
経営陣が、こうしろ!と言えば、そうですか~と。
ああしろ!と言えば、そうですか~と。
流れのままに従って、余計な力を使わない。
大きな流れに逆らっても、いたずらに自分の力と自分の評判を損なうだけだ。
だから、今はこのままでいい。
そして、何か、この負の流れが変わる瞬間がくるはずだ。
その流れが変わるきっかけを、しっかりとつかむこと、そしてその流れが来る時までに、ほんの少しずつ、周囲との関係性をうまく築くことを継続しておくこと・・・
そんな大それた準備ではない。
ただ、この状況下で、ほんの少しだけ、幅広い周囲とのちょっとしたやり取りを増やしておく。
それが、流れが変わるきっかけが出てきた時に、役に立つ。
みんな、辛い状況だからこそ、今、色々な工夫をすれば、社内での評判も上がるだろうし、後々の自分自身の仕事にも役に立つ。
経営陣がどう思っているかは知らないが、こちらも企みを持って行動する。
そのほうが、心身ともに楽なのだから・・・
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