嫌な会議に出席せざるを得なくなったとき

我が社は会議が多い。

これまで、あまり出席せずに済んできた。

ただ、立場が変わってこれからは、たくさんの会議に出席する必要が出てきそう。

でも正直言って、会議は私は嫌い。

何を目的とした会議なのか分からないし、

そもそも会議っていったい何?

会議が嫌いな理由

自分が何のために出席するのかが、分からない会議がとにかく多い。

この役職だからこの会議は出るのだと・・・

そして会議の内容はどちらかというと議論というより報告会。

その報告した内容について、力を持つものが、駄目だし、叱咤激励をみんなの前で行う。

経営陣は少なくとも自分の身は安泰で、会社を何とかしなくては・・・という立場なもんだから、容赦なくガンガン言う。

そして、経営陣未満の方々は、常に経営陣の目を気にしながら、

「これをやらなければならない」

「あれもやらなければならない」

「なんでこれができないんだ」

・・・と言い訳やできない数字を発言する。

そうしないと自分の立場がなくなるからだ。

そんな会議に出席していると、何だかその場を凌ぐための準備をしなくてはいけなさそうで・・・正直嫌になる。

準備は必要・・・でもその準備をすることも成長の機会と捉えては

どのみち、会議に出席することの拒否権は私にはない。

もしも、こんな会議出たくありません・・・なんて言おうものなら、あっという間に私のキャリアは真っ逆さま・・・

こんな凡ミスをするわけにはいかない。

ただ、この長時間の会議も、無駄にしたくはない。

ではどうすれば、自分にとって、プラスになる時間となるのだろう・・・

会議では、各部長・課長が色々な報告を行う。

これらは、はっきり言って自分の知らないことばかり・・・

まずはこちらの内容を聞き取って自分なりに考えることから始めてみる。

その上で、自分の業務と関連する、または生かせる部分はないかと考える。

そして、その時間を学校の授業と思ってしまい、なるべくその時間で様々な情報を収集する。

それには、予習も復習も必要だ。

だから、この会議に望むのは、予習・復習をした上で望まないと、自分にとって、成長の機会をひとつ失うことになる。

だから準備をして望むことにする。

また、もう1つ、決まりきった内容の準備だけでは意味がない。

必ず自分が成長すると思われる資料を準備すること。

そもそも自分の資料を準備することを考えて行えるものでないと、成長することはない。

だから、資料を作成するときは、発表を目的とするのではなく、自分の考えをまとめること、そしてその結果、他の部長・課長の方々と、どんな共通項があり、どんな関わりがあり、どんなことを共存できるのか、説明できるレベルにする。

受け身の会議は辛い。

だったら、全ての情報・知識・考えをせっかく拘束されるこの時間を生かして、覚えてしまうのだ。

そうすれば、会議を嫌だと思うこともないし、むしろ自分自身を成長させる機会だと捉えることができるのだ。

これまではほぼ関係のなかった嫌な会議も、考え方を変えれば、自分自身の役に立つものにできるのだ。