給与見直しに思うこと③・・・副業規定はどうなるの?

会社から、給与見直しが発表された。

この年齢になってからのルールの変更は正直辛い。

実力主義だの年功序列廃止だの、どちらかというと自分は賛成派だったため、自分の心には正直がっかり。

でもこのルール変更がなされた以上、これからはこのルールに従って仕事をしていかなければならない。

給与を上げたければ偉くなれ

結局会社としては、使える人材には高賃金、会社が使えないと判断した人材には低賃金で雇うと公表。

自分の給与を上げたければ、この会社のルールに従って出世するしかなくなった。

出世の道もなかなか厳しい。

何せ私の所属しているのは情報システム部門・・・

加算方式というよりどちらかというと減点方式。

加算のしようがないのが実情だ。

ま~、経営陣がこうしなさい!・・・と言ったことを忠実の経営陣の思惑通りのやり方で思惑通りの成果を出さなければ、低賃金にまっしぐら。

思惑通りに進んでも、実際はそれほど評価はされないだろう。

理由は間接部門だから・・・お金を稼がない間接部門に今の会社は厳しいだろう。

そんな中でも、給与を上げたければノルマは付加価値をつけた上できちんとこなしつつ、その成果をプレゼンする能力を身に付ける必要があるだろう。

そうする以外、出世する道はない。

問題は、会社のルールに従うことができなかったとしたら・・・

ただ会社のルールは間接部門にはとても曖昧。

何せ数字で表せるものがほとんどない。

営業部門であれば、何か月粗利いくら・・・とか分かり易い指標があるのだが、間接部門にはそれがない。

定量的な数字を取得することが難しい部署だ。

そのため、出世できるかどうかは、上の判断によるところが大きい。

失点は分かり易いが、加点は分かりづらく難しい。

・・・というわけで、会社のルールに従う能力を身に付けられず、給与が真っ逆さまに落ちたときのことも考えておかなくてはいけない。

会社の給与を当てにできないのであれば、副業も視野に入れる必要がある。

ところが我が社の副業規定は原則禁止となっている。

せめて副業規定は見直して欲しい

正直これにもがっかりだ。

今の世の中に合わせた給与見直しを決断したのであれば、せめて副業規定も見直して欲しい。

本業に差し障らない程度に可能・・・と。

むしろ副業で得た知識や経験を本業に還元できる可能性も出て来る。

会社としてはプラスに考えて欲しいところ。

どこまで社員を信じてくれるかは置いておいて、ここを見直してもらえれば、まだ何とかなるとも思うのだが・・・

この続きはまた次回、お話ししたい。