情報発信における今後の展望

昨日の続き・・・

私が行おうとしている集計資料の情報発信は、社内でも他に類を見ない新しい試みなので、きっとあらゆるところから反発が出て来るだろう。

その時のために自分の心が折れないように、周到な準備、理論武装をしておきたいのだが・・・

そして今後、どのような反発や突っ込みが考えられるか、そしてその時、どのように対応すればよいのか・・・こちらについて考えてみたい。

できていないこと、数字が悪いことを一切指摘しない

たいてい部長・課長からの事業所への集計資料の発信をする際のコメントは、できていないことを突っ込んだり、数字が悪いことを突っ込んだり、できていることを素晴らしいと褒め称えたり・・・

そんな感じだ。

これが、絶対的な権力者や、ある種カリスマ性を持った人間の言葉なら、事業所の方々は耳を傾けるだろう。

特に絶対的権力者の言葉はある意味、恐怖政治と一緒。

言うことを聞かなかったら、自分自身がどんな状況に貶められるか分からない。

だから、絶対的権力者の言葉には、みんな耳を傾ける。

一方、私はというと・・・

私には絶対的権力なんて持ち合わせていない。当然カリスマ性も持ち合わせていない。

だから、最初から、悪いところ指摘したり、良いところ褒めたとしても、この言葉は事業所の社員には届かないのだ。

届かないどころか、「お前に何が分かんだよ!」・・・と反感食らっておしまい。

二度と私の言うことに耳を傾けてもらえることはないだろう。

だからこそ、私の言葉に耳を傾けてもらうには、それ相応の時間と努力が必要なのだ。

権力もカリスマも持っていない私の言葉を、みんなに聞いてもらうようになるには、一朝一夕では難しいのだ。

最初はどんな発信をすればいい?

じゃ~、その集計資料を送ったとして、何のコメントも載せなければいいのかというと、そういうわけにもいかない。

それならそれで、意識もされずスルーされるだけ。

だから、何らかのコメントを載せる必要はある。

では、どんなコメントを載せればいいのか?

私が考えたのは次の通り

①短い文章で

②この集計資料の数字を上げることの重要性を

③連載形式でコメントする

・・・以上、終了。

①短い文章で

まずはこれが肝心。

他の部長・課長のメッセージは長い。

とても重要なことではあるのだろうが、これでは誰も読む気になれない。

だから、まずは読んでもらうことが1番。

それには、ひと目で見れるように、もしくは読みやすい、または興味のある内容を端的に短い文章だけ添えてあげれば、見てくれるのではないか・・・

②この集計資料の数字を上げることの重要性を

このメールを送るそもそもの目的としては・・・

この資料に目を通してもらい、自分の事業所のこの数字が悪いから、この数字を良くする動きを事業所全体でやろう・・・ということのはず。

ただ、毎日毎日送られてくるこの資料・・・何か意味があるのか?と思われた瞬間、見てもらえなくなる。

だから、この資料の重要性を説明した文章である必要がある。

③連載形式で文章を作成する

ただ、この資料の重要性を説明するには、文章が長くなり過ぎる。

長くなったら誰も読んでくれない。

せいぜい多くても400文字程度・・・これでも長すぎるか。

だから1回の文章は短くせざるを得ない。

だったら、そもそも、連載形式にしてしまえばよいのだは・・・

どうせ、1回で全て覚えてくれるなんて思っていない。

特に事業所の皆さん、所長の皆さんは忙しいのだ。

だから、何回にも分けて、説明してあげることができたとしたら、読んでもらえる可能性が高くなる。

1回で説明しろよ・・・と言われたら

私が始めた新しい試み・・・

色々な反発が考えられる。

例えば・・・

〇こんな何回にも分けて説明するんじゃねーよ、1回で説明しろよ

〇もっと数字の説明をちゃんとして意識させろよ

〇こんなことで、気を引いているんじゃねーよ

・・・etc

ま~色々な言葉を浴びせられるだろう。

でもそれに対してはちゃんと理論武装する。

別に論破することが目的ではない。

最終的にはこの資料の数字の意味を事業所が理解してくれること。

そうすれば、この資料の数字をよくするための動きを、事業所が自走してくれると思っている。

明日はこの理論武装について、お話しする。