人事異動の結果、分かっていたはずなのに・・・

今回の人事異動はかなり明暗が分かれ、OKな人はとてもOK、駄目な人はとことん突き落とされる・・・極端に言うと、こんな結果だった。
自分としては、現状維持・・・
淡々と仕事をしようとしているが、人事異動により激変した周囲から、依頼事項が殺到している。
かなり余裕がなくなってきたため、私の悪い癖が出始めた。
自分も苦しんでいるんだから、あなたも苦労しなよ・・・という気持ちが芽生え始めた。
自分の苦労を人にも求めてしまい・・・
失敗したと思う・・・今日の話しの持って行き方を。
経営陣から指示が来た。
本来は別部署の仕事と思われるものだが、経営陣は私に指示を出してきた。
これはいつものこと・・・
そして、いつもなら、色々考えて、気を付けながらその話をその部署に持って行くはずなのに・・・
ただ、私も今は、余裕がない。
想定を遥かに超える異動があったためだ。
情報システム部門としては、システム的にこの異動をスムーズに実行するには、かなり手間が掛かる。
そのことに頭のリソースを奪われている最中のことだった。
そのため、通常だったらもっと入念に準備をしてから、その部署に経営陣から指示が来たから一緒に手伝って欲しいと依頼に行くのだが、それを端折った。
むしろ、こっちもこんなに忙しいんだから、ちょっとは察してくれよ・・・という気持ちが先走っていたのは否めない。
結局私は、自分が追い詰められていることを言い訳に、相手にも自分と同等の苦労を求めたのだ。そもそもこの仕事は、あなたの部署の仕事でしょ・・・というスタンスで迫ってしまった。
結果、相手の反応はかなり悪かった。
相手も人事異動の決定にイラついている1人だった
後から冷静に考えてみると、話しを持って行った人は、今回の人事で憂き目にあった1人だった。
だから、初めての仕事、納得できな気持ちを持っている人だった。
その人に、経営陣の話しをあまり加工せずにそのまんま持って行ってしまった。
当然だけど、経営陣の話しをそのまんま別の人に持って行ったら、多くの場合、角が立つ。
だから経営陣の言っていることの内容や目的は変えずに、話し方や言葉を選んびながら伝言するのはとても大切なこと・・・
これが今回できなかった。
だから、相手からしたら、「あんたが言われたんだから、あんたがやれよ」と思ったに違いない。
ただな~これそもそもこっちの部署の話しではないと思うのだけど・・・
結論は・・・
最終的には分かったよ・・・と話しを聞いてもらえた。
ま~、結果オーライだけど、今回の持って行き方は反省だ。
余裕がないと、つい、人のことを考えることができなくなってしまう。
いろんな考え人がいて、
いろんな立場の人がいて
いろんな状況に置かれている人がいて
・・・etc
それを考えた上で人と接しないと、結局自分がえらい目に合う。
余裕がないときほど、人と接するときは慎重に・・・
特にこの時期は気を付けなくてはいけないのだ。
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