会社が不安定な時期はある意味チャンス

もうすぐ新年度・・・4月を迎えるにあたって、我が社も水面下で色々な動きが出ている。

そう・・・人事異動の季節だ。

そして、色々動いている感じはするのだが、いつものように、情報システム部門にそれほど情報が入ってこない。

憶測や推測、噂話は入ってくるが、この情報を信じて準備しても、無駄足になりそうだ。

そんな愚痴は置いておいて・・・

こんな状況なので、本社社員は特に精神的に余裕がない。

みんながみんな、不安定で浮足立ってるし、いらだっている。

気を付けると同時に、こういう時こそ、チャンスと考え逆張りにはる必要があるのかも・・・

追い詰められている人をフォローする

我が社の情報システム部門は3月よりも4月が忙しい。

どちらかと言えば、人事異動が決定した後の、システムの異動処理が大変だからだ。

そのため、3月は比較的余裕がある。

そして、他の部署は余裕がない。

なので、フォローを求められたり、助けを求められたら、すぐにフォローする。

そうすれば、普段よりも恩を売れる。

愚痴が始まったら、素直に”そうですよね~”と、共感力をマックスに発揮してお聞きする。

どちらにせよ、愚痴る人の悩みを解決するところまではいけないし、そもそも愚痴を言う人だって、私ごとき社内SEに愚痴ったところで、自分の悩みが解決するなんて思っていない。

ただただ、自分の心境を吐き出したいだけ・・・

そこで、私自身のご意見などは不要なのだ。

ただただ、うんうん、聞いてくれていればそれでいい。

今現在の社内には、追い詰められて余裕がない人は見渡せばたくさんいる。

その人から何らかのフォロー依頼があったら、何も考えず即座に対応するのだ。

この不安定な時期にこそ、そのような心に寄り添った対応をすることが、結果的に私自身の評価につながり(会社・上司からの評価ではなく、普通の社員の方々からの評価)、これがいずれ、私自身がピンチの時に手助けしてもらえる伏線となるのだ。

・・・なんて考えている私の性格もよっぽどだが、それくらい考えて行動する必要が、今の私にはある。

不安定な情報を間違わないで扱う

情報システム部門の私には情報が入ってこない・・・そうは言ったが、成り行きでポンと機密情報が入ってしまうことがある。

ま~、情報システム部門をやっていると、思わぬ形で、見たくも聞きたくもない機密情報を知ってしまうことは多々あるのだが・・・

ただ、こうやって得た情報をどう扱うかだ・・・

1番いけないのは、この手の情報を誰かにしゃべってしまうこと。

これは自分の信用も信頼も、ひいては今のポジションさえも失う可能性があるから、絶対にやってはいけない。

誰かに聞かれたら、知らないふりをしなければならないし、自分がべらべらしゃべっているときも、口を滑らせないように気を付ける必要がある。

私は、気持ちよくべらべらしゃべっていると、不要なことまでしゃべってしまうことがあるから、特に気を付けなくてはいけない。

後から考えて、「あ~余計な事しゃべっちゃったな~」とか、「うまく情報引き出されたな~」と思うことが多々ある。

だから本来私は、機密情報は知りたくないのだ・・・公になるまで。

知らなければ、話すことはできないし、自分の中にはない情報だから、気を付ける必要もない。

知ってしまったが故に辛いこともあるのだ。

一方で・・・

この機密情報、扱い方次第では自分の業務や人間関係構築に役立てることができる。

例えば、準備・・・

機密情報で公にはできないが、心の準備を事前にできたり、情報を整理しておいて、公になった後にパッと行動に移せたり・・・自分の業務に生かせることができる。

また、人間関係の構築という意味では、

例えば、その機密情報から、”今、この部署のこの担当者に負担が思いっきり掛かっている”・・・そんな状況を伺い知ることができる。

そのため、その機密情報のことは全く表に出さず、該当者をフォローしたり、愚痴を聞いたりすると、人間関係を構築するチャンスにもなる。

このように、機密情報は扱い方次第で、自分にとって有利にも不利にも働くのだ。

不安定な時期だからこそ・・・

結論・・・

不安定な時期だからこそ気を引き締めて・・・

この時期の過ごし方を誤ると、自分の信用・信頼を失墜させるので注意。

ただし、周囲からの自分の評価を上げるチャンスにもなるので、その機会を逃さないように普段からアンテナを立てておくこと。

この時期を、集中して乗り切りたいと思う。