会社の役割を果たすための戦略と戦術

経営者層の好きな言葉で、戦略と戦術という言葉が頻繁に出てくる。

ググればすぐに言葉の意味は出てくるが、腹落ちしない。

そもそもこの2つの違いがよく分からない。

そこで、私の会社での役割について、戦略と戦術という言葉を用いて話してみたい。

戦略とは

ググってググって末に自分の言葉でまとめてみると、

「ある目的を果たすための中長期計画、シナリオ」

こちらに落ち着いた。

何かの目的を達成し、成果を出すには、計画を立てる必要がある。

しかも近視眼的な計画ではなく、中長期の計画だ。

それには物語風に説明するのが、1番効率が良い。

つまりシナリオだ。

我が社では、このシステムを入れ替えるためには、経営者を説得する必要がある。

それには”シナリオ”が必要だ・・・という時に出てくる言葉。

もう少し補足・・・

戦略とは、自分の持っているリソース、ひいては、会社が持っているリソースをどこにどれだけ配置するか・・・ということにもつながる。

何せ、リソースは限られている。

特に人的リソース、金銭的リソースの2つについては・・・

どんなに目的を達成したくとも、必要な人的リソース・金銭的リソースが10倍以上になってしまったら、その目的はあきらめざるを得ない。

ただ、達成したい目的が1.2倍とか、人の組み合わせ次第で、2倍の力を発揮できるチームを作ることも、場合によっては可能。

この辺りを考えることも戦略のひとつになるだろう。

戦術とは

一方戦術を自分の言葉に置き換えると、

「手段、タスク、アクションプラン(行動計画)」

この辺りになる。

つまり、目的や大まかな方向性、方針については戦略の話しになるが、その目的を果たすために実際の行動ベースに落とし込み、実行することが戦術だ。

戦術については後ほど具体例を用いて話したい。

自分の役割に置き換えると

戦略と戦術・・・自分の仕事、役割に置き換えると次の通り。

〇戦略

社員のITリテラシーを20%アップさせることを目的とする。

それには、経営者層・上層部、本社・事業所の社員になぜか・・・を理解してもらう必要がある。理解してもらうことにより、ITリテラシー向上の必要性を感じてもらい、それに時間と労力を自ら費やしてもらう環境づくりをすること。

〇戦術

ITリテラシーを20%向上させるための具体的な策は次の通り

〇各部署・各事業所にIT担当者を配置すること

〇IT担当者に各部署・各事業所のIT関連のフォローをしていただくこと

〇そうすることでIT担当者が、IT技術に日常的に触れる環境を作り、ITリテラシー向上を目指していただくこと

〇ITリテラシーの高い人材が身近にいることにより、各部署・各事業所の他の社員の方々に、ITリテラシー向上の波及効果を狙うことができること

〇そのために情報システム部門のフォロー体制を整えること

・・・etc

戦略と戦術について書き出してみたが・・・

結局しっくり来ていない。

まだ戦略と戦術の落とし込みが自分の中でできていない。

戦略と戦術については、もう少し本を読んで勉強したいと思う。

本を読んだら、自分の役割に落とし込む・・・

当面、この繰り返しを行いたいと思う。