エバンジェリストの地位確立について

IT担当者教育を通して見えてきた、もうひとつの目標、目的・・・
〇社内のITリテラシーを20%アップさせる、そのためのIT担当者の教育
〇エバンジェリストという地位の確立
この2つを今の会社で成し遂げてみたいと思うようになる。
IT担当者の教育の次はエバンジェリスト地位確立について・・・
地位を確立するためには・・・
元々我が社には、情報システム部門がなかった。
ただ、私の前の世代の先輩が、IT企業から引っ張られて、経理部門に入って、この会社のパソコンの面倒を見るようになった。
これが現在の我が社の情報システム部門の成り立ちである。
今から20年近く前の話しだ。
当時は今ほどパソコンを始めとする、ITで何でも解決するという空気間もなかった。
だが、それでも、結果として情報システム部門の礎を築いてくれたその先輩には感謝している。
何せ、私がIT企業から今の会社に来た時は、既に情報システム部門がある程度確立されていたのだから・・・
何事も、事業立ち上げ、部門立ち上げは、最初に0→1に持って行く人が1番大変だ。
その苦労を私の先輩社内SEはやってくれた。
そして、10年間、社内SEを勤めたその先輩は、身も心も疲れ果てて、自分から辞めて行った。
情報システム部門の立ち上げ、社内SEとしての多くの人のフォロー・・・きっと疲れ果てたのだろう。
そして、辞めたときが1番晴れやかな顔をしていた。
それくらい、0→1で初めての地位やポジションを確立するということは、大変なことなのだ。
そして今、私も別の地位を確立してようとしている。
エバンジェリストというポジションを・・・
エバンジェリストって何?
きっと一般社員の最初の反応は、エバンジェリストって何???
・・・という状態だろう。
そりゃ~そうだ。
何せ、ITやDXといった言葉もピンとこないくらいなのだから。
そしてそれは別にその社員の方々が悪いというわけではない。
何せその方々は、IT技術とは違う世界で、売上を稼いでくれているのだ。
ただ・・・その人達の身の回りにも、IT技術は確実に忍び寄ってきている。
いつの間にかITまみれになっている自分の状況を、フォローしてくれる存在・・・それがエバンジェリストだと、認識させたいのだ。
会社にいる1人1人が、エバンジェリストと言う言葉を理解はしなくても、この人の役割は、このよく分からないITツールの必要性や意味、重要性や効果を、ものすごく分かり易く説明してくれるのだ・・・と理解してくれればそれでいい。
エバンジェリストという言葉は後からついてくるのだから・・・
まずは知名度を上げるため、地道な作業が待っている。
1人1人に分かり易くITツールを説明する・・・この手の話しに近道はないのだ。
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