この会社は誰の会社?

散々経営陣に関して愚痴を言い続けている。

あまりいいことではないのは自分でも分かっている。

何せ自分は会社経営をしたことがない。

だから経営者の人には言えない辛さや思いを想像することすらできていないのだから・・・

それでは会社は誰の物なんだろうと改めて考えてみる。

株主の物ではない

少なくとも今の会社は株主の物ではない。

完全に経営陣の物だ。

異論はあるだろうし、おかしいと突っ込まれても致し方ない。

何せそれについては、経済の観点からあきらかにおかしいのだから・・・

会社は株主の物でしょ。

それが正論。

しかし正論が通じないのがこの世の摂理。

少なくとも、今、私が勤めている会社に関しては、経営陣の物だ。

そして、自分たちが好き勝手動かしている。

どんなに社員が苦しんでいても、次から次へと平気で仕事を増やし、しかも仕事の質も求めてくる。

自分のところで歩留まりを起こしていた案件だって、部下に投げるときは、すぐにやれ、期限厳守だ。

ま~そんな、横暴な姿を日々見ていて思うのは、やっぱりこの会社は経営陣の物なんだな~と改めて実感する毎日だ。

嫌なら辞めるしかない

一方で、会社にはルールがある。

この会社のルールは、経営陣に従うこと。

そしてそのルールは経営陣が決めたこと。

※本人たちは否定するだろうが、厳然たる事実だ。この人達に逆らったらこの会社で生き残りづらくなるのは間違いない。

しかし、そういう会社で労働すること、お金をもらうことを決めたのは、自分自身だということを、忘れてはいけない。

もちろん、忘れそうになってしまう時も多々ある。

無茶ぶりや惨い仕打ちをされている同僚を見かけると、どうしても同情してしまう時がある。また火の粉が自分に降りかかってきたときは、火の粉を払うために、愚痴を言ったり、告げ口したりすることもある。

ただ、この会社に勤めると決めたのはあくまでも自分自身。

そしてこの会社はこういうルールだよ・・・と経営陣は暗黙知でお知らせしてくれているのだ。

俺たちに逆らったら、俺たちの期待に応えられなかったら、その時は惨い処分を下すからな・・・と。

だから、それが嫌だというのであれば、私は会社を辞めなくてはいけない。

自分に合う会社を探して転職するしかない。

そんな勇気も行動力もないもんだから、自分は今の会社にしがみついているわけだ。

そんなことにも気付けずにいるのだ、私自身は。

もちろんこれからも、経営陣の愚痴も言うし、悪態もつくだろう。

しかし、この会社にお世話にならざるを得ない状況を作り出したのは自分自身。

そのことを決して忘れてはいけない。

そして、あまりにもこの会社のルールは無理と思ったときは、その時は自分自身で転職を決断するしかないのだ。