目的の明確化

目的ってなんだっけ?

これを言える人は少ない。

特に我が社においては・・・

目的を明確にしてから動き出すということは、とても重要。

しかし私も含め、目的を明確にする前に焦って動き出してしまうことが多々ある。

それっていったいなぜなのだろう・・・

焦らせる

結局これに尽きると思う。

経営陣が、社員に対して・・・

経営陣はスピード、スピードで言ってくる、社員に対して。

それだけ見ると、正しいことだ。

何せ、今の世の中、変化が激しい。

ゆっくり対応していたら、すぐに時代に取り残されることになる。

だから、スピードを求めるのは確かに分かる。

ただ・・・ろくに目的を伝えもしないで、これは決定事項、だから急げ・・・という感じで指示を出してくることがある。

部下もそこで立ち止まり、この目的ってなんでしょう?

と聞くことができればいいのだが・・・

それができない。

なぜなら、今の経営陣はワンマンだ。

人事権も持っている。

逆らったら、どんな仕打ちを受けるか分からない。

閑職に追いやられたり、飛ばされたり・・・そんなことが頭によぎれば、言われたら”はい”というしかない。

特に邪魔者扱いされている中堅社員は・・・

何せ、邪魔者されている中堅社員は、それなりの年齢になっているから、転職することもできない。

だから、今の会社にしがみつくしかない。

それは私も含めてだ。

そうすると、経営陣の言ったことに異を唱えることができなくなる。

ところが・・・

ここで大事なのが、目的を全員、もしくは主要メンバーが理解していないと、悲劇が起こる。

なぜなら、目的とずれたことを盲目的に実行してしまう可能性があるからだ。

なぜなら、目的が明確になっていないから・・・

そして、結果が出たとき、何でこんなことやっている?・・・と経営陣に詰められる恐れがある。

結局何をやっても詰められるのか・・・としらけてしまうのだが。

しかし、ここはやはり自己責任。

今の経営陣のいる会社に所属しているのだから、自分の身は自分で守らないと。

経営陣を攻略する方法を自分自身で考え、自分自身で考えて行動して自分の身を守らなくてはいけない。

それには、経営陣から指示を受けたときは、やはり目的は明確化させるまで頑張るしかないだろう。

そうしないと、自分や周囲を巻き込んで費やした膨大な時間を無駄にすることになる。

それって、経営陣自身にとっても、恐怖であることのはずなのに・・・

目的を明確にするということは当たり前のこと・・・しかし今の我が社でこれができている人は少ない。

そのことを意識しながら、毎日仕事をして行く必要がある。