挑発に乗る

相手はそんな気はないかもしれない。

しかし、言いたいことを言われた時にはつい、そこまで言うなら一緒にやってみようか・・・となってなることがある。

相手にそこまでの覚悟があるかを確かめる

言いたいことを言う人間は、2種類いると思っている。

一方は覚悟を持って発言している人間。

もう一方は覚悟もしないで発言している人間。

前者は特に問題ない。

これから起こるであろう全てのことを自分事として責任を持って発言している人間は・・・

どんなに言いたい放題言われても、あなたにはそれを言う資格があるよ・・・と思う。

問題は、後者。

自分の発言に対して、何の責任も取らない予定で発言する人間だ。

じゃ~やってみろよ・・・と思う。

そして、たいてはそうは言わない。

どうせできっこないんだから・・・余裕がある時は、そうですね~で済む話しではあるのだが。

こっちに余裕がない時に、言いたい放題言われると、じゃ~やってみなよ・・・と言いたくなる。

しかし実際に言うことはできない。

では、どう言うか・・・

じゃ~一緒にやってみましょうよ!

・・・と相手を後戻りできなくする。

そこまでの覚悟があるからそんなことを言っているんですよね、だったら私も覚悟を持ちますから、一緒にやってみましょうよ・・・と。

相手がどんな反応をするか、楽しみなのだ。

そこでもまた2手に分かれる。

じゃ~やってみましょうか!・・・と渋々ながらも、ルビコン川を渡る人。

もう一方は、そんなつもりで言ったんじゃないけれど・・・と途端に弱気になる人と。

ここでも前者だったら、いいのだけど。

言ってしまった手前、ルビコン川を渡った人が、この世にどれくらいいるか・・・

ただ失言だったとしても、ルビコン川を渡った人のことは、一定の評価はしたいのだ。

何せ、始まりは失言だったとしても、前のめりに行動を起こしたのだから。

問題は後者・・・

言った言葉は引っ込められない。

そんなつもりで言ったんじゃ~・・・なんて言葉は本来通じない。

でも引っ込める人がいる。

だったら言わなきゃいいじゃない・・・と思うのだ。

相手が挑発してきたときに、それに便乗して相手を更に巻き込むのは気持ちがいい。

しかしそれができるのは、それなりの勉強や経験をしておくこおが必要。

どんな状況になってもビビらないためには、それなりの理論武装と経験値がものを言う。

毎日勉強、日々経験・・・

これを積み重ねて行けば、挑発に乗って逆に相手を凌駕することさえできるのだ。

でも、こんなことを言っている時点で、自分は人間的にはまだまだなのだ。

出来た人間は、こんなこと、言わないだろうから・・・