全てを可視化、精査はその後

コンサルティング会社が入って、仕事の棚卸しを実施。

棚卸しを真面目にやっていると、キリなくいつまでも、明細が出てきた。

おいおい、どこまで出せばいいんだい・・・そんな思いが駆け巡る。

しかし、案外それが大事なのかも・・・

結果的にどうなればいい?

コンサルティング会社が入っている理由としては、無駄な仕事をなくし、今ある仕事を効率的にすること・・・

それ以上でも以下でもない。

じゃ~どうやったら無駄がなくなるのか?

そう、無駄をなくすには、1度仕事を全部出さなくてはいけない。

つまり見える化だ。

じゃ~、今の仕事を効率化するにはどうすればいい?

そう、そもそも今ある仕事を全部出さなくてはいけない。

つまりこれも見える化だ。

一旦、全ての仕事を抽出し、その上でコンサルティング会社からあ~でもない、こうでもない・・・と言われる必要がある。

前回のブログ、不快と気づき・・・でも書いたことだが、一生懸命抽出したものを、1個1個ケチをつけられるのは、結構不快だ。

何のためにこれやってるの???

もっとこうした方がいいんじゃないの???

・・・みたいなことを平気で言われるのだ。

こっちとしては、一生懸命やっている仕事にケチをつけられているようで、イラっとくる。

しかし、仕事の無駄をなくし、仕事を効率化するということにおいて、コンサルティング会社も限られた時間で成果を出さなくてはいけないので、気を遣っている余裕もないのだろう。

兎にも角にも全ての仕事を出してみる

自分はいったいどんな仕事をやっているのだろう?

兎にも角にもまずは全部出すことだ。

精査するのはその後でも構わない。

精査は時間が掛かるから、長期戦で臨む。

そもそも、仕事の無駄を省くこと、効率化を目指すというのは、効率的に進められることを意味していない。

試行錯誤の末、無駄を省くことができるのだ。

壁にぶち当たって、その都度考えながら、効率化を目指せるようになるのだ。

だから、ここからは長期戦。

仕事の棚卸しはあくまでも前準備。

しかしこの前準備がなければ、本当の作業には取り掛かれない。

最初が肝心。

後は長期戦の覚悟を持てば、少しずつ作業として仕事を進めて行けるはず。

この繰り返し。

上の人間はコンサルティング会社を入れることで、多分もう満足している。

後は、下の人間がやるだろう、勝手に。

しかし、そんな都合のいい人材なんてこの会社にいやしない。

そんな都合のいい人材がこの会社にいれば、もうとっくに色々なことが変わっている。

そんな優秀な人材の集まりではないのだ、うちの会社は。

だから、少しずつ進めていく必要がある。

このことを、私だけでも忘れないようにしていきたい。