時間確保について

よく、仕事は4つのカテゴリーに分けて、優先順位を決めろと言われる。

緊急で重要・・・

緊急ではないけど重要・・・

緊急だけど重要ではない・・・

緊急ではないし重要でもない・・・

分かってはいるけど、何も考えないでいると・・・

何も考えないで仕事に取り掛かると・・・

この4つのカテゴリー。

何も考えないで仕事に取り掛かると、延々と緊急のものだけやり続ける。

そして、気付いてみれば、緊急ではないが重要・・・というものができないという状態に陥る。

実はこれが1番評価を下げる。

そりゃ~そうだ。

計画性を持っていないビジネスマン・・・というレッテルを貼られる。

この緊急ではないが重要というカテゴリーについては、強制的に時間を確保する必要がある。

自分のスケジュールに予定を書き込む。

そして実行する。

これだけ・・・

なのだが、これがなかなか難しい。

声を掛けられたり、電話が来たり、余計な会議が入ったり・・・

しかし、そんなことがあったとしても、スケジュールには書き込んでおくべきだ。

そうすることで、手を付けられる可能性が格段に上がる。

また、この緊急ではないが重要という仕事は、多くの場合、面倒毎の場合が多い。

つまり、最初に手を付けるのが億劫になってしまうというものがある。

そんな時は、とりあえず長期戦を覚悟した上で、最初5分だけやってみる。

すると、非効率ではあるが、少しずつ作業が進み、アウトプットが見えて来る。

そうなれば、じゃ~もう少しやってみようか・・・となって1時間~2時間もすれば、方針が決まったり、形になってくる。

ますますやる気になる。

可能であれば、そうやって、できるだけ短期決戦で仕上げてしまうのが理想だ。

何せ、一旦その仕事から離れると、次回再起動して軌道に乗るまでとてつもない時間が掛かる。

だからできる時は一気にやってしまったほうがよい。

できれば、誰にも声を掛けられない環境で、メールも見ずに、それに集中する時間を作るのだ。

そうすることによって、一定のアウトプットまで出すことができれば、その仕事は一区切りつけることができる。

一区切りつけることで、ストレスも大幅に削減される。

重要だけど緊急ではない仕事というのは、やり方次第。

短期決戦となるのだ。

緊急ではないし、重要でもない仕事

このカテゴリーについては、やらないように持って行くのが1番よい。

このやらないように持って行くという過程が大変に難儀なわけだが、やらない状況を作り出してしまえば、後は基本的に一切考えなくていい。

だから、区切りをつけるという意味でも、このやらないという方針に持って行くところだけに力を使う。

初期投資の効果は大きい。

頭のリソースを別のことに費やせる。

このカテゴリーについては、やらない状況を作り出すことに力を使うべきなのだ。

そうやって、自分の時間を確保していくのだ。