朝の掃除

我が社は就業時間前に、全社員で掃除をすることになっている。

表向きというか、暗黙の了解で・・・

しかし、その中でも掃除をできない人、しない人がいる。

上層部などは朝から打ち合わせが入ったり、仕事の指示をする必要があるため、ま~しょうがないか・・・という雰囲気がある。

それでも、本来であればみんなで掃除しているのだから、それに合わせて掃除をする姿勢を見せるだけでも違うと思うのだが・・・

ま~それは置いておいて・・・

問題は、そういう朝の仕事をしていないのに、掃除をしない人達だ。

就業時間前なので

正直に言うと、これは就業時間前の話しなので、会社が強制できる範疇ではない。

もし掃除をしなさいと、強制で出社を命じれば、それは違反になってしまう可能性が高い。

だから、声を掛けることはできない。

そういった、曖昧な決め事で、これまでやってきているのだ。

問題は、掃除をやっている人と、掃除をやらない人に分かれてしまうことだ。

掃除をやっている人間からすれば、何で私は掃除をやっているのに、この人達は掃除をしないのだろう?

掃除をやっていない人間からすれば、就業時間前に出社すれば問題ないだろう・・・

ま~、両者の意見が食い違うのは当然のこと。

特に、就業時間前に出社すればよいだろう・・・と考えている人の意識を変えることはとても難しい。

何せ、会社が決めている就業時間外の話しになってしまうのだから・・・

それなら掃除の時間を就業開始後にすればいいじゃん・・・と言われると、返す言葉もない。

どうすればよいんだろう・・・

問題は、掃除をしている人からどう見られるか

私は朝の掃除をやっている。

正直に言って、朝の掃除を一生懸命やっているかというと、そうではないし、やりたいかと言われればやりたくもない。

それが本心・・・

しかし、なぜ就業時間前に来て掃除をやるかと言えば、それは周りの目を気にしているからだ。

掃除をしている人からすれば、あの人はちゃんと掃除をやっている、この人は掃除をやっていない・・・そんな目で見られている。

そして、その人達からの評価を下げると、本業である仕事に影響が出る可能性があるからだ。

何せ今の仕事というのは、1人で完結できることは少ない。

必ず、誰かと、または他の部署と一緒に進めなければいけないのだ。

そんな中で、こいつは掃除をしない奴だ・・・と思われるのは、決定的に損なのだ。

朝、15分早く来て掃除をする・・・その積み重ねが、周囲の評価のマイナスを防ぐことになるのだ。

こればっかりはプラスには働きづらい。

何せ、ただの掃除だから。

プラスはなくて、マイナスしかに要素。

しかし朝の15分のその毎日の行動が、プラマイ0にしてくれるのだ。

朝、掃除しない人には心から言いたい。

あなたのその行動は、結果的にあなたの評価を下げ、この会社で生きづらくなっていくよ・・・と。

機会があれば、直接言う必要も出て来るかもしれない。

ま~言い方には気をつけなくてはいけないが・・・

本当はこんなこと考えたくもないのだけど・・・

それが、会社で仕事をさせてもらうということなのだろう。