自分のお願いを聞いてくれない人への対応

私は中間管理職、私のポジションのレベルにある社員は、何かしらの数字が求められる。

そしてその数字は、私自身では生み出すことができない。

事業所の人達にお願いしないといけない。

その中でも、やはり私の言うことを聞いてくれる人、聞いてくれない人、いるわけだ。

言うことを聞いてくれる人については、問題ない。

その人から助けを求められれば、すぐに飛んでいくだろう。

問題は、私の言うことを、全く聞いてくれない人からのお願いについて・・・だ。

私も人間

立場上、贔屓をしてはいけないのは分かっている。

ただ、私は時々口にしている。

自分の中に、対応の優先順位はある・・・と。

その優先順位とは、至って簡単。

①私の人事権を持っている、もしくは人事権を持っている人に影響大な人の対応は優先順位を上げる

②自分のお願いを聞いてくれる人の優先順位を上げる

③話していて楽しい人、私のストレスを下げてくれる人のお願いは、優先順位を上げる。

①と③は置いておいて、今回は②の話しだ。

自分のお願いを聞いてくれる人を大切にする・・・本来は私たちのような間接部門がやってはいけないことなのだろうけど、私だって人間だ。

感情というものがある。

情報システム部門に属する社員が、機械のように動いているかと言えば大間違い。

情報システム部門に属する人間こそ、感情の塊だ。

何せ、情報システム部門は様々な部署、立場と言った人達の思いと、浅く広く接することになる。

その時、感情をぶつけ合わないと、その人との人間関係は間違いなく壊れる。

だから、情報システム部門の人間なんて、様々な部署から必要とされる代わりに、この人は助けてもいい、この人のお願いは聞きたくない・・・という思いが一層強くなるのだ。

自分が自分が・・・という人間の言うことなんて聞いてられない。

少なくとも、情報システム部門に仕事を丸投げしたり、やってもらっても大した感謝もなかったり、手伝ってもらうのが当たり前の勢いでこられるほど、イラつくことはない。

私たちを利用しても構わないが、私たちにだって感情があることを理解してもらう必要があるのだ。

その中で、私たちの言うことは全く聞かず、助けて欲しいとき、面倒な時だけ声を掛けてくるなんて、正直うんざりしてしまうのだ。

教育を少しずつ行うしかない

ただ、私たちの言うことを聞かない人たちが、成績がよい、仕事ぶりが評価されていることはままあること・・・その人たちは結局、私よりもどんどん出世していくだろう。

その人たちと喧嘩するのは得策ではない。

そうであるならば、私たちの言うことを聞いてくれない人たちを、自分達で教育していくしかない。

そうやって、私たち自身のストレスを軽減させる毎日を送っていき、やがて、私たちの言うことをよく聞いてくれる存在になっていただくしかないのだろう。

ま~、時間は掛かるし、それまで教育するには、こっちのストレスも相当掛かるだろう。

ただ、やってもらわないと、結局こっちの評価が下がる。

私自身、今のポジションから下がっても構わないけど、自分のポジションを下げる要因を作った人たちの言うことを、よ~く聞いてあげるのは辛い。

・・・であるならば、自分の言うことをよ~く聞いてくれる存在になるよう、教育していくしかないのだと思う。