外的要因との付き合い方

自分の力、もしくは自分の会社の力ではどうにもならない、コントロール不能な外的要因。

円安、景気、業界ルールの改正・・・様々なものが考えられるが、これら外的要因と自分自信はどのように付き合っていくべきなのか・・・

コントロール不能

外的要因は少なくとも、自分たちでコントロールできるものではない。

いきなりやってきて、いきなり去っていく。

こっちの都合なんてお構いなしだ。

そして、この状況との付き合い方に失敗すれば、会社も自分自身もダメージを負う。

代わりに、この状況を上手く利用すれば、少なくとも自分自身成長の機会にすることができる。

外的要因は、自分自身を成長させるための不足の事態・・・

このような捉え方でよいのではないだろうか。

何せ、外的要因はコントロールができないものだから、現象が現れてから、解決方法を自分の頭で考える必要がある。

これが内的要因であれば、自分の経験や知識、周囲の人の力を借りて、ある程度思考停止でも対応可能となるだろうが、コントロール不能な外的要因であれば、様々なことを考える必要がある。

〇外的要因の本質の見極め

〇本質を見抜いた後に必要な対応方法のまとめ

〇それに対応するための、我が社の武器の洗い出し

〇課題解決のための戦略を考える

〇その戦略を会社全体に浸透させる

〇会社の末端の社員までが、その内容について理解し、対応できるようにする

・・・会社としては、こんな対応ができるとよい。

そして、このような流れに持って行く事に、自分が勉強して注力することができれば、成長できるだろう。

コントロール不能な状況というのは、自分を成長させるために必要な状況でもあるのだ。

覚悟は必要

ただ、このように言葉にすることは簡単だが、実際にやろうとすると、それはそれは大変だろう。

何せ、コントロール不能な状況に対応するのだ。

最初は雲を掴むような話しになるだろう。

しかし、その雲を掴むような話しから、取っ掛かりを作り、その上で、自分なりの対応方法を考え実施する・・・この流れを自分自身で行うことができたとすれば、この上ない経験値となる。

この経験値を積む過程は辛い。

そのため、ある一定の覚悟が必要になる。

この覚悟を持てるかどうか・・・

それが、外的要因を自分の成長のチャンスと捉えられるか、潰れてしまうかの決定するものとなるのではないだろうか・・・

どうせ辛い思いをしなくてはいけないのなら、成長できる機会にしたほうが効率がいい。

外的要因は、捉え方によってはチャンスにもなるのだ。