異動の時期のやはり・・・

10月の実施された人事異動。

割と大きい人事異動で、やはり会社は不安定になっている。

こんな時は、いつも以上に慎重に行動しないと、自分の評価や評判が落ちる。

気をつけなければ・・・

情報システム部門として・・・

情報システム部門の仕事としては、人事異動対象者やそれによって影響を受けた事業所のパソコン設定変更、機器の移動、レイアウトの変更・・・

一見すると、ただのハードウェア調整のようにも見えるが、実はそれがメインではない。

1番のメインは、人事異動によってこれまでの環境とは大きく変わった人達の心の支援をすること・・・

何せ、人事異動対象者や事業所の方々の心情は不安定・・・

この不安定な気持ちに寄り添った対応をしなければ、情報システム部門の心象は悪くなる。

そして、ここで心象が悪くなれば、以後の対応の際も、マイナスの印象からスタートしなければならないため厄介だ。

逆にここでスムーズな対応、また心のケアーの併せてできれば、この部門は自分にとって使える部門だと、心象をよくすることができる。

ま~、正直この混乱期にここまでずるいことを考えるかと、自分自身思わないでもないが、この混乱の時期を利用して、今後の自分の仕事をやり易くするというのも、立派な戦略だと考えている。

人は自身が不安定な時に、他人から共感してもらえると、いつも以上に気を許す傾向があるのだ。

特に気を付けたい人達が・・・

人事異動は出世する人もいれば、降格する人もいる。

栄転と言われる人もいれば、左遷と言われる人もいる。

みんな口には出さないが、特に降格、左遷の人達には同情が入る。

ただ、降格・左遷した人達にも、必要以上に、気を遣い過ぎないことだ。

そんなことをすれば、余計心象が悪くなる。

そんな人達に対しても、今までと変わらず、これまで通りの対応をすることだ。

そうすることによって、その人達も、この部門はこれまで通り自分と接してくれると思ってもらえる。

これが案外大きいことだと思う。

出世・栄転した人達も不安なんだろうが、降格・左遷した人達はもっと不安だし不安定だ。

自分の存在を否定されたような気になるだろうから・・・

そんな自分自身の存在を、会社は否定しているだろうが、情報システム部門の人間は、これまで通り接してくれる・・・そんな関係性をこの時期に築いてしまうのだ。

会社は否定しているように思うかもしれないが、その人たちの力だって、これからも必要なのだ。

だから、その人達の力を引き出せるように、その人達に少しでも気持ちよく仕事をしてもらいたい。

だから、普段通り接することが重要になるのだ。

この異動の時期、つまり混乱の時期、いつも以上に人間関係作りには気を付けなければならない。

それは、ピンチにもなるし、チャンスにもなる・・・この機会の使い方次第なのだ。