忙しい人に業務を追加しなければいけない時

我が社では、忙しい人で溢れている。

仕事を少しでも増やすお願いをしたり、相談させてもらおうとしたときに、とてつもなく嫌な顔をされる確率は高い。

それでも、会社の指示で忙しい人から時間をもらいたいとき、どのようにすればよいのだろうか・・・

まずは自分自身・・・

仕事をお願いするときは、自分が楽をしてはいけないのだろう。

だったら、あなたがやれよ・・・と言われるだろう。

こちらとしては、その人にしかできない、もしくはそもそもその部署のメンバーがやるべき仕事だと思っているから、お願いしているわけで、本来であれば、会社の指示はまっすぐ該当者、もしくは担当部署に行くことが望ましい。

ただ、我が社の経営陣は、社内で誰がどんな能力を持っているか、把握することが大の苦手。

そのため側近や自分の動かしやすい人材に直接声を掛けることがほとんどだ。

結果、本来の担当となるべきメンバーや、担当部署にその仕事をこなすためのスキルが永遠に溜まらない。

そんな思いもあるので、やはり、声を掛けた時は、協力して欲しいと思ってしまう。

ただ、こちらの思いは、依頼された側の人間には関係ない。

そんな時間はありませんよ・・・と言われたり、思いっきり嫌な顔をされるのが、お決まりの対応だ。

それでもこちらの依頼は聞いてもらう必要がある。

それにはどうすればよいのか・・・

まずは、自分自身がどれだけ大変かということをアピールすることは必要不可欠に思う。

自分自身の大変さアピール

あなたも大変ですが、私も大変なんです、もちろんあなたほどではありませんが・・・

こんな姿を見せる必要はあるのだろう。

何せ、相手は自分がこの世で1番忙しいと思っている人達だ。

自分が楽をして、相手に仕事をなすりつける(ように見えている)な相手の依頼を、受けるわけがない。

だから、相手に分かるように、しかも嫌味にならないレベルで見せなければいけない。

いや~、私も大変なんですよね・・・とさりげないアピールを。

しかもそのアピールは、相手にとって一見して面倒くさそうとか、精神的に辛そうと思ってもらえる内容だと、なおOK。

例えば、経営陣にガンガン言われているんですよ~とか、この資料作成朝作って、すぐに送るのがすごく面倒な作業とか・・・

そんな風に、依頼される側も大変な負担にはなるんだけど、それ以上に嫌な仕事を一心に私は背負っているんです・・・という姿をアピールする必要はある。

そうすることで、悲惨な境遇の共有を行い、その上で、じゃ~仕方ない、少しやるか・・・と思ってもらう方法しか、今のところ思い浮かばない。

そもそもがネガティブ過ぎるけど・・・

ここまで話してきた内容ははっきり言ってネガティブな内容。

本当は、この作業をすることによってあなたにはこんなメリットがあるんです・・・ということを明確イメージできるといいのだけれども。

実際、そんなにうまく持っていけることなどほとんどない。

ポジティブな話しを見つけ、ストーリーを作り、それを元にお願いする。

本来はここまでやって、始めてお願いできるスタートラインに着くのだろう。

そして今の私には、その力がない。

どうやってその力を身に付ければいいのか・・・

どんな勉強をすべきなのか・・・

まずはその整理から始める必要がある。

・・・自分は今までいったい何をやっていたのだろう?と思う毎日だ。