今の会社での自分の生かし方

今の自分は、今の会社にとって、何か貢献できているのだろうか?

経営陣から、駄目だしを食らうと、萎えてしまうの、繰り返し。

なぜ自分はこんな心境に陥っているのだろう?

そして、今の会社にとって、自分は貢献できる人間になるためにはどうすればよいのだろう・・・

経営陣から見えていない、でも必要な作業との向き合い方

先日経営陣に色々言った時に思ったことがある。

自分がやらなくてはいけない仕事だと確信しているものでも、経営陣からすれば、それは不要、もしくは私がやるべき物ではないと思われている。

だから評価されない。

それよりも、経営陣が求めているものをしっかりこなし成果を見せることが、重要だということだ。

確かに一理ある。

経営陣にとって、自分達が見えている範囲というのは案外狭い。

いや、正確には、広くて浅くしか、一つ一つの仕事を見ることができていない・・・と言ったほうが正しいか。

当たり前と言えば当たり前の話し、経営陣が一つ一つの仕事に深く関与していったら、それこそ、他が回らなくなる。

だから、私の仕事の全てを見てもらおうとは思わない。

ただ、だからこそ、私はこの仕事は私がやらないと今は回りません・・・とか、部下に引き継ぐためにはこれくらいの時間が必要です・・・とか、ちゃんとプレゼンをするスキルを持つことが必要なのだろう。

※ここで言うプレゼンはTPOも考えた上でのプレゼン能力

どちらにしても、経営陣に自分が持っている仕事の重要性をプレゼンする能力は、今後ますます重要になってくるだろう。

そのプレゼン能力がなければ、こいつは仕事をしていないというレッテルを貼られ、私はこの会社から見放されることになる。

自己弁護

ま~、とは言え、ここまではあくまでも経営陣の立場に立ってのお話し・・・

正直、自分としては、本来こんなプレゼンをする必要もなく、淡々と自分の仕事をこなしているのが理想だ。

何せ、経営陣の目に見えていない仕事をやらなければ、結局会社全体が回らなくなり、最終責任は私となり、会社はダメージを受ける。

これは最悪のパターン。

私の仕事もなかなか数値化できないが、陰では色々な人調整しながら行っている。

各部署のキーマンや、業者の方々、経営陣や上層部には見えないところで結構色々動いているのだ。

そして、その活動こそ、マニュアル化できない、引継ぎもできないノウハウなのだ。

この能力は経験することでしか学べなくて、この経験値を上げるためには膨大な基礎知識が必要なのだ。この膨大な基礎知識を身に付けている最中なのが、現在の部下・・・というわけだ。

決して、自分が特別だとは思わないが、どこの部署の誰がどんな能力を持ち、このプロジェクトのキーマンとなるべき人材は誰なのか・・・それを理解している人材に、間違いなく自分はなっている。

この能力は他人から評価されづらい。

でも、少なくとも、自分自身はこの能力を持っていることを褒めてあげたいと思うのだ。

・・・ただ、この能力は転職先では生かせない。

結局、基礎となる仕事のスキルが必要になることに代わりはないのだ。