中間管理職を外してもらうようにお願いした

預けられた数字を伸ばすことができず、経営陣からメールで色々言われた。

どうなっている、責任者を変更する、今の取組をやめるか・・・

あなたの地位ではそれなりの数字達成が求められる。

理解してくれ

・・・そんな感じの内容だった。

このまま行くと壊れるだろうな・・・と思い、中間管理職を外してもらうようにお願いした。

文章に残るように、メールでそう依頼した。

すぐに電話が掛かってくる

速攻で電話が掛かってきて、経営陣との緊急面談。

私のような、一社員に時間を取ってもらうのはありがたい。

ま~テンションはずーっと下げたまま、淡々と話し続けた。

部屋に入っていきなり言われたのが、「病んでない?大丈夫?」

・・・ま~、病んでいると言えば病んでいる。

4月からこの数字を上げるために、色々な感情を抑えながらやってきた。

なんでやってくれないんだろう?

送っても意味ないんじゃないだろうか?

だったら、やらなくてもいいんじゃないんだろうか?

そんな思いもとりあえず話す。

無責任じゃない?

このメールを送るにあたり、今のこの数字に関する仕事を明日からやらないので・・・と送った。

正直、ここまで書かないと、私の言葉の意味が分からないと思ったのと、この仕事をやるやらない・・・ということを、はっきりさせたかったからだ。

その結果、案の定、無責任じゃないという話しがあった。

社会人としてどうなんだ?・・・と。

もちろんそうですね、無責任ですね。社会人としてもどうかと思います。それは自分も理解しています。でもこれに関わっていることで、自分は壊れます。だったら、その原因を取り除くには、これしかない・・・というような内容を経営陣に淡々と話した。

はっきり言って・・・

こんな投げ出し方したら、会社からも経営陣からも評価は駄々下がりなのは分かっている。

更に、自分の居場所がなくなる可能性があることだって、分かっている。

でも、今、動かないと、自分が壊れるから、その原因を立つ。

どんな手段であろうとも・・・結果無責任と言われても、それも受け入れる。

部下には話した

経営陣にこのメールを送る前、信頼している部下2人にだけ今回のことを話した。

これから自分はこういう内容のメールを経営陣に送る。

2人には必ず負担が掛かる結末になると思う。

本当に申し訳ないと・・・

2人は受け入れてくれた。

心の中までは分からないが、表面上、大丈夫ですよ・・・と言ってくれた。

本当に、自分は部下に恵まれた。

結果

結果としては、今まで通りのポジションとなった。

ただこの数字に関しては、ただ送ればいいというふうになった。

そうすれば、少なくとも現場からすればこれまで通りだ。

今、あなたが外れることは、いらぬ憶測を呼ぶことになり、会社としてまずいから・・・

あなたの力は必要なんだ・・・

色々言われた。

きっと本心なんだろう。

そしてその本心は、近い将来必ず変化する。

経営陣は日々進化し、現状維持にとどまることは許されない。

結果的に、受けた言葉が嘘になる可能性が高い。

それも全て分かったうえで、今回の件は一旦クローズ。

近い将来、また色々起こるだろうけど、行動を起こしてよかったと思っている。