企業理念

我が社の企業理念はとても立派な言葉。

人とのつながりを大切にする系だ。

でも、その言葉が、私たちの忠誠心を更に押し下げる要因となっている。

企業理念と実際の行動が合っていない

1番の理由は、企業理念を打ち出した経営陣が、その企業理念と合ってないことを行っていることだ。

前述したように、その企業理念とは、人とのつながりを大切にする系の言葉なのだが、経営陣の行動が、おおよそ人を大切にしているとは思えないことが原因だ。

この人達が、こんなことをおっしゃっても・・・全然心に響かないのだ。

そう、人を大切にする系の理念を打ち出したのなら、行動も発言も、心から人を大切にするものでなければ、信用を失うのだ。

だって、普段から、明日の朝一(就業時間前)までに、この資料準備してくれればいいですから・・・と、就業時間後に平気で言われるのだ。

あなたは、社員を大切にしていないですよね・・・それなのに、どの口でその崇高な企業理念を口にしているのでしょう?

理念と実際の行動・発言が掛け離れていればいるほど、人は信用を失うのだ。

ある意味、現在の経営陣はそれを身をもって体言してくれているとも言える。

発言したら、その言葉に責任を持つ

当たり前のことなんだけれども、何かを発言したら、ある程度その言葉には責任を持つ必要がある。

それは、そういうもんだから・・・

責任を持たないとどうなるか・・・

人の信頼を失うだけだ。

そして、信頼を回復するという行為は、途方もなく難しい作業になるのだ。

0からのスタートではない。

とんでもない負債からのスタートだ。

うまく数値化できないが、積み上げてきた信頼が、高ければ高いほど、信用を失ったときのマイナス幅は大きくなる。

それこそ、一生掛けても回復できないレベルにまで落ち込んでしまう。

これには気を付けなければいけない。

それでは、自分の言葉に責任を持つとはいったいどういうことなのだろう?

自分が言った言葉は、誰に言われても構わない

自分の言葉に責任を持つとは、色々な定義はあると思うが、自分自身では、誰に言われても構わないと思って話すことだ。

ここだけの話し・・・とか、誰にも言わないで・・・とか。

こんなことを言う人がいるが、そんな覚悟で話すべきではない。

この話し、別に誰に話してもらっても構いませんよ・・・と、言って、発言する。

中にはいいことばかりではないけれど、そんな話しをして、秘密にしてくださいは、虫が良すぎるというもの・・・

経営陣は、自分の言葉に責任を持っているのか・・・

でもこの答えは本人たちにしか分からないし、知ったところでそもそも信用を失っているから、こっちには何の影響もないか・・・

今の経営陣を見ていると、自分はああはなってはいけないと、思い続ける毎日だ。

ある意味、便利な存在なのかもしれない。