修羅場の時の態勢の整え方

今回もビジネス系YouTuberの方のお話し・・・

仕事をしていると、定期的に訪れてしまう修羅場。

仕事を一生懸命やっていて、修羅場を経験したことがない人は、まずいないだろう。

ビジネス系YouTuberの方がおっしゃるには、修羅場には大きく2つの種類があって、

〇リソースがない、やることが難し過ぎるといったの余力や能力の問題

〇大きなミス

だいたいこの2つに分けられるということだ。

その中でも、今日は”ミス”についてお話ししたい。

大きなミス

これは、はっきり言って避けられない。

どんなに自分が最新の注意を払っていても、その想像を遥かに超えるミスをやらかしてしまうことはある。

そして、その大きなミスを経験し、逃げずに消火作業を行ったものだけが、次の対策を考えられるようになったり、もしくは成長することができるのである。

私の場合は、大きなミスに、立ち向かったこともあるし、逃げてしまったこともある。

そして、逃げてしまったときは、成長にも繋がらないし、人の信用を全落ちさせた。

もちろんこのケースの場合、人の信用を失うことのほうが、何より痛い。

ただ、この時の心境は、平時には想像もできないほど、追い詰められるので、逃げてしまう気持ちも分からなくはない。

その時の自分に声を掛けるとすれば、

〇解決できない問題はない。いつか必ず落ち着くときがくる

〇これを乗り切れば成長できる

・・・こんなところか。

ただ、これをそのピンチに追い込まれている自分自身に話したところで、正直言ってそれほど効果があるとは思えない。

その言葉の意味を正確に理解するのは、やはり、時間が経過して、そのミスの痛みを忘れてしまった時なのだろうから・・・

態勢の立て直し方・・・

ビジネス系YouTuberの方がお話しされていた、修羅場からの態勢の立て直しの仕方として、最もよいのは、人に頼ることだという。

その方も、とんでもないミスで修羅場を作り出してしまい、普通に行ったらもう期限に間に合わない・・・そんな状況にしてしまった。

その時は1時間~2時間思考停止するくらい、頭が真っ白になったということだ。

ただ、それでも何とか必死に頭を動かすように努力して、結果、専門家の複数人に声を掛け、臨時会議を開いて意見を出してもらった。

すると、自分では思いもつかなかったアイディアがどんどん出てきて、それを実行に移し、その修羅場を期限内に解決したそうだ。

ここで大事なことは、自分のミスが引き金で発生した修羅場の際は、とにかく人に頼ることだという。

修羅場を解決するには、頭を使わなければならない。

ただ、その頭というのは、自分の頭だけではなく、人の頭を借りてもいい。

そして、たいていの場合、自分が引き起こした修羅場の時は、自分の頭の働きは悪くなっている。

そのため、その修羅場を解決するために、フレッシュな頭の状態の人を投入したほうが、解決する可能性が高くなる。

このことは、ぜひ覚えておいたほうが良いと思った。

結局、自分がミスをしたときに、人に頼ることができるかどうか・・・

これが1番重要なことなのだろう。

そして、その重大な局面に陥ったとき、自分を助けてくれる人が何人準備しておけるか。

誰の力が必要で、誰と調整しなくてはいけないかを、普段から確認しておくこと。

このマニュアルにはない、社内の仕組を理解するための日頃の努力が、必要なのだと思った。

修羅場は経験すればするほど、後々の役に立つ。

・・・ま~それは綺麗ごとで、実際修羅場の瞬間は、逃げ出したいほど辛くなることに代わりはないが。