経営陣と対等に話せるようになるには

引き続きビジネス系YouTubeの方のお話し・・・

正しい努力をして仕事に取り組んでいると、一皮剝けてくる瞬間がある。

そして、サラリーマンとして、最後に到達するのが、この経営陣と対等に話せるようになるというお話し・・・

まず最初は・・・

新入社員として入ってきてから、一皮剥けたと感じるのは、たいてい、仕事をひとくくりで任せられたときだそうだ。

確かに・・・

上司から指示をされて行うのはただの作業・・・

これを正しく行うにはある程度のスキルが必要だし、時間管理、人間関係なども最低限は必要だ。これはこれで必要な時期がある。

ただ、この時期は仕事ではなく作業を任されているというだけの話し。

つまり仕事ではなく、仕事の一部。

そして、この作業を卒業すると、上司から言われるのだ。

この仕事を任せると・・・

仕事というのは作業ではない。

情報収集があって、必要な人間関係があって、作業に落とし込んで、自分で作業をやる、もしくは許された人材の力を借りて作業し、最後に仕上げて提出、運用フェーズが必要であれば、それも含めて考える。

一気通貫で取り組む必要のあるもの、それが仕事だ。

この仕事というものを上司から任せられると、ある程度新人は卒業・・・

そして次のステップはというと・・・

部署の面倒を見れるようになること

言い方は忘れたが、自分が持っている見識を、部下に伝えて、教育すること。

もちろん自分自身が抱えている仕事はこなしながら、更にその仕事を分解して、部下への育成の機会とするなど、部署全体のことを考えながら仕事をこなす。

これがそつなくこなすことになるようになれば、これで中心的な存在になることができる。

私の場合、正直にいうと、今、この段階で躓いているところ。

有能な人であれば、20代半ばには到達している段階なのだろう。

では、その次の段階とは・・・

経営陣と対等に話しができること・・・

そして最終段階・・・

これまでは、せいぜい部署内での中心人物という括りだった。

そして、これは結局、会社から見れば、会社から指示されているものをこなしているだけの存在・・・

ここから更に飛躍するためには、次の段階に到達しなくてはいけない。

それは、会社全体を見て、提案できる力だ。

※もちろん提案するからには、具現化できる内容もプレゼンできなければならない。

会社全体を見て、この会社にはここの部分が足りない、今は大丈夫だが、将来的に考えると今のうちにこの部分の手を打っておかないと詰んでしまうなど・・・

これらをプレゼンし、具体的に提案し、実行レベルまで落とし込める力を身に付けること。

ここまで来ると、経営陣と対等に話しをすることができる。

もちろん、この能力を身に付けるには様々な知識が必要だ。

業務オペレーション、業界の流れ、環境、取引先との関係性、会社の利益の源泉、会社の持っている現在の数字、人材の状況、組織図・・・等々。

これらを一気通貫で俯瞰して見ることができるようになって始めて、提案ができるようになるのだ。

どうせ、今のままではこの先もこの会社に入れるか分からない。

それならば、今のうちに他の会社でも通用する人材の力を、この会社を利用して身に付けてしまおう。

できれば、2年以内実現したい。