資料の溜め込み

ビジネス系YouTubeの方がお話しされていた内容で、とてもよいな・・・と思った話しがあった。

それは、誰かが作った資料を取っておいて、自分が必要な時に使いまわすというもの・・・

目的をもって資料の溜め込みをする

今、我が社でも、そしてきっと世の中にある会社でも、資料というのは溢れている。

作業者は、資料を作成するために膨大な時間を要し、アウトプットする。

そしてそのアウトプットされた資料を、ほとんどの人が見ていなかったり、もしくは自分がその瞬間に必要だと思ったところのみを確認する程度のものだ。

出来上がった資料を隅から隅まで確認することなどできない。

何せ資料は膨大にあるのだ。

ただ、だからと言って、せっかく作られた資料なのだから、何らかの目的があって一生懸命作られた資料だ。これらの膨大な資料を、未来の自分が、好きなように利用できる環境や状況を作っておけば、自分のために利用できるのではないか・・・

もちろん全ての資料を取っておけばよいというわけではない。

そんなことしたら、未来の自分に嫌われる。

未来の自分に感謝されるような、残すような置き方をしなくてはいけない。

未来の自分はきっと

未来の自分が溜め込んだ資料を利用する場面は、きっとこんなところだろう。

〇資料作成を依頼され、必要なデータをかき集める

〇資料作成を依頼され、必要なフォームを一から作る

〇プレゼンを依頼されて、必要な資料を自分で一から作る

〇プレゼン時の説得力を増すために、数値を求められる

・・・etc

いずれも、一から順番に作っていては、決して間に合わない作業だろう。

だから、過去に自分が作ったり、他人が作った資料をそのまま流用したり、もしくは手を加えて流用することによって、自分の時間を作り出すのだ。

そのための時間を、毎日捻出する必要がある。

その積み重ねが、未来の自分にとって、役に立つ状況を作り出すはずだ。

自分で考えることは端折らない

ただ、もう1点注意が必要なこと・・・

それは、他人が作った資料を何も考えずにそのまま、ポンと添付するような使い方はしないことだ。

なぜなら、それでは、その資料の意味を自分が理解していないため、例えばその資料のプレゼンを自分で行わなければならなくなった時、できないからだ。

だから、常日頃から、あらゆる場面で、誰かが作られた資料に目を通すときは、この資料が作られた目的は何か、なぜこんな数値が記載されているのかを、自分なりに考え尽くしておく必要がある。

そして、自分なりに考えた結果、この資料はこういう場面で使える、こういう場面で一部流用できるなどを、考えることができ、結果、自分を助ける資料となる。

これを継続していくと・・・

YouTubeの方が言っていた。

このやり方で劇的にパフォーマンスが上がったマネージャーがいたと・・・

当面、このやり方を利用して、自分の時間を捻出したり、自分でプレゼンできる能力を上げておくことにする。

これも自分を成長させるための過程だ。