自分の価値を上げることに注力する

簿記の資格試験の勉強中だが、何度も挫折しそうになったり、諦めそうになったりしている。
睡眠時間を削ってなぜ、こんなことを続けなくてはいけないのか・・・
そんなことを思ってしまうこともある。
それはきっと、自分にとって、これは絶対に必要な知識だという認識が、甘いからなのだろう。
確かにきっかけは会社の組織改革によるものだが・・・
資格を取ろうと思い勉強を始めたきっかけは、間違いなく会社の組織改革によるものだ。
これは疑いようがない。
これからこの会社で生き残るため、もしくは給与をアップ・維持させるためには、資格が必要で、この資格を期限内に取得しなさい・・・と言われたのが今年の4月。
それから、自分なりに様々な思いや考えを持って過ごしてきた。
※会社への不満とか、会社への恨みとか、経営陣への反発とか、組織への・・・言い出すと愚痴が止まらない
しかし、大枠の自分の方針は作ったはずだった。
それは、会社のためではなく、自分のために資格を取るということ。
MOSにしろ簿記にしろ、はたまたこれから勉強する予定のITパスポートにしろ・・・自分では取ろうとしていた資格ではある。
何せ、これからの時代、自分の業務効率を上げるとか、会社の仕組を知った上で物事を判断したり、何かを作り上げていく人材になる必要がある。
今の自分の年齢で、これができなければ、今の会社はあっという間にお払い箱だ。
ま~、お払い箱になること自体は構わないのだが、今の時点でこの会社の外の世界に放り出されたら、生きて行けるか自信がない。
少なくとも、今の会社に勤めているうちに、外でも通用するスキルを身に付けておくことは、今の自分にとって急務だった。
だから、きっかけは会社のある意味強制力ではあったが、自分としては会社のためなんかじゃなくて、自分の価値を上げるために、この資格取得には取り組むべきだと強く思ったのだ。
ただ・・・
勉強の辛さに目的を見失いそうになる
資格取得というものを甘く見ていた。
資格ってもっとお手軽に取れるものだと思っていたのだ。
でも、取り組んでみると、時間や労力、覚えること、使いこなすこと・・・当たり前だけど様々なことを求められ、あんまり辛くて挫折しそうになる毎日だ。
自分の仕事のために勉強するという当初の目的を忘れ、点数を求めて必死になっている自分になっていることに気づくことがしょっちゅうになってきた。
資格をとることを目的に資格勉強するなんて意味がない・・・そんなことを資格の勉強を始める前には思っていたのだが、いざ資格取得のための勉強を始めてみると、そんな甘いことを言っている場合ではないことに気づかされる。
YouTubeでも、点数を取るためのテクニック、試験の攻略法・・・そんな動画をつい見てしまうことも出てきてしまった。
そんな動画を見る余裕があったら、仕訳のひとつもしておくことの方が重要だ。
これも含めて勉強なのだろう・・・
ただ一方で、どうしても資格を取得したいという気持ちは悪いものではないと思う。
模擬試験をやって点数が悪いと悔しい。
悔しいという気持ちは実はとても大切で、この気持ちを持っているうちは、向上心が損なわれることはないだろう。
それに、資格は資格、仕事は仕事と割り切って、資格を取得しても、結局その知識は早晩仕事に生かせることになるだろう。
またちょっと忘れてしまったことがあっても、1度勉強しているから、後はググって保管すればよいだけだ。
この状態に今の自分をアップデートさせることが、自分が価値のある人材にしていく方法だとも言える。
この続きはまた次回・・・
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